【読書】もっと本気で、グローバル経営 ―海外進出の正しいステップ | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

もっと本気で、グローバル経営 ―海外進出の正しいステップ
もっと本気で、グローバル経営 ―海外進出の正しいステップ 海老原嗣生

東洋経済新報社 2011-05-20
売り上げランキング : 41787


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

今回のブラジルでのプロジェクトのインプットのために手に取った一書。


海外進出をテーマに扱っているが、内容は「人材マネジメント」に近い。
海外進出の成功は「人」の育成・雇用が重要というのが著者のキーメッセージであろう。
中国の大学生の人気企業ランキングや、日本企業のグローバル人材育成事例など豊富な情報は非常に役に立つ。


下記は著者のメッセージで印象に残った部分。


(なぜ海外進出しなくてはいけないかについて)
根源的な理由は以下の二つであろう。
① 海外で安く製造したい。
② 海外の市場を開拓したい。 (P1)


(IBMガースナー改革事例を通して、企業DNAをどうやって継承していくかについて)
企業はコア・コンピタンスから逃げられない(P137)