企業ITグランドデザインとクラウド2.0 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

仕事柄、IT Leaders という雑誌を定期購読しています。時間がなく先月号と今月号をこの2日間で読んだのですが、連想できるテーマでおもしろかったので備忘録的に書きたいと思います。


企業ITのグランドデザインという観点では、戦略・業務・ITという3つのコンポーネントを一体に考えることの必要性がよく説かれます。ここ近年ポイントになっているのは事業環境の変化のスピードの速さにいかに追いつき、追い越せるようになっていくか。当然ながら外部環境が変われば、戦略を変え、業務を変え、そしてその事業基盤となるITを変えなくてはならないわけで、物理的に変化を行うのが一番難しい(時間がかかる)のがITと言えるでしょう。故に、SOAやシンプルなアーキテクチャというのが課題対応策になっているのですが、この現状の課題を打破するのが「クラウド」という考え方です。


企業システムとは手組から始まり、ERPなどの出現などによりパッケージソフトウェアの志向が強まっているいますが、システム史という観点からすると、おそらくまだ黎明期と言えるでしょう。誰でも、手軽に、いつでも仕組みを構築・活用できるようになった時代がおそらく安定期になるのではないかと最近感じています。クラウドというのはそれを実現する有効な一手となることは間違いなく、クラウド製品全般に精通するコンサルティング企業などはこれから需要が高まりそうな分野です。


グランドデザインを描け、それを実現するアプリケーション・ツールを知り、更にそれを用いて変革できる人材。これまでのITコンサルタント像とはあまり変わらないような気がしますが、今回の記事を読んで、ベンダー依存の人間はやはりこれからの時代で生きていくのは少し難しいような気がしました。