コンサルという仕事も戦略や人事、ITと様々分かれているが、人間はカテゴリをしたがりな動物なので便宜上という意味合いもあるだろう。但し、いわゆるマネジメントコンサル(戦略)と業務・IT系コンサルの違いは、「誰がお客様か?」ということではないだろうか。マネジメントコンサルはいわゆるCXOがカウンター、一方で業務・ITは現場の課長・部長さんや担当者の方々になるだろう。
私も戦略領域のプロジェクトに入っていたこともあるが、現在は専ら業務・ITの色合いが強い。但し、開発経験はプロジェクトでは全くないので業務よりでITもわかるコンサルと言うのが正しいだろう。
さて本題。
コンサルタントの研修について少し書いていきたいと思う。これは会社ごとにも違うだろうからあくまで参考と思っていただければと思う。
コンサルとして必要な能力は、コアスキル(考える、伝える)とスペシャリティー(専門性)の2つに分かれると思う。そしてスペシャリティーはサービススキル(戦略、人事、テクノロジーなど)とインダストリーナレッジ(業界・業務知識)にわけるというのが一般的ではないだろうか。
コンサルファームでははこのコアスキルとスペシャリティーを身につけられるように研修が用意されている。
スペシャリティー研修で、ITコンサルでおもしろいのは外部ベンダーの研修に行くことである。SAPやオラクル、SASなどが提供している研修である。
次回からその外部ベンダー研修に関して書いていきたい。