先日のグローバルアジェンダセミナーに参加した際 にトピックの一つになっていたのが、「Created Shared Value(CSV)」です。
マイケル・ポーター米ハーバード大学教授が新たに提唱した概念だそうです。
CSRの次のステップとしてCSVは位置づけられています。
これまでCSRは企業のNice to Haveとして、どちらかといえば義務感のような活動だったと思います。
これがCSVという概念への移行により、企業と社会が共創していくパラダイムにシフトしていく点に価値があるのかなと思います。
そのCSVに向かう上で下記のアプローチが現実的に取られていくのではないかと、日経の記事 に書いてありました。
1. 社会課題を解決する製品・サービスの提供
2. バリューチェーンの競争力強化と社会への貢献の両立
3. 事業展開地域での競争基盤強化と地域への貢献の両立
■ CSVのポーターの論稿:The Big Idea: Creating Shared Value
http://hbr.org/2011/01/the-big-idea-creating-shared-value/ar/1
■ CSVに関するポーターのインタビュー
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110516/219999/
■ 社会問題解決と競争力強化を両立するCSV
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110530/220297/?ST=manage
BoPだけでなく、地球全体に対して本当に社会に役立つ「モノ」「コト」は何なのかという視点が、これからの経営に求められていくのかもしれません。