共同出資には、メリットデメリットがあります。

 

先にどんなトラブルが起こり得るのか、知っておけば

・共同出資すべきか

・したところで事前に気をつけておく

というところがわかるでしょう。

飲食店同士の共同出資者と取引先のケース


「今回の 照明の付け替え工事をします」

「そんな工事聞いてないよ誰がそんな工事発注したの」

「光熱費対策で注文しておいたよ」

「工事って言ってもお店にお客さんいるから工事できないし」

「もう作業員も手配しているしお金を発生しますよ」

外部の会社「この会社は危なそうだな」


このように責任のあいまいさが、

対外的な信用を脅すというトラブルに発展することがあります

 

以上共同企業のよくある落とし穴を挙げてみましたがいかがでしょうか

落とし穴は経営が安定している時ではなく、

不安定になってからたくさん仕掛けられています


ではそういった落とし穴に落ちないためにはどうしたらいいのかと言うと・・・

・不満は必ず蓄積して必ず爆発する時期を迎えること


・修羅場ではそれぞれの人間性が表面化し必ず衝突が起きる
 

・経営が不安定になったの引き金に不満が爆発し修羅場は必ず起きるということ

このことを事前に認めておきましょう


その上で必ず来る不満の爆発と修羅場に向けて


・一人で騎乗するのと同じ責任と覚悟を持つ
 

・役割と責任の分担と範囲を明確にする
 

・最終意思決定者を明確にする
 

・上下関係をはっきりさせておく
ことを心がけましょう

特に最終意思決定者に関しては

発行株数を100%を取得しておくなど数値で定めておくと有効です

こうやってあげてみるとやはり自分の責任と覚悟が大切ということですね


結局は共同企業であっても一人で起業するのと同じ覚悟が必要です

意思決定する場合にはどちらかが責任者になると決めておくことが重要です

何事においても相手がやってくれると思うことが最も危険です


株の持ち分も安易に対等な関係にせず、

最終責任の所在を明確にしておきましょう

 

まとめ

このように共同経営にはメリットがありそしてデメリットもあります

メリットデメリットを理解して上手に活用することが一番です

特に

「経営の最終責任の所在を明確にする」

と言うことは経営においてはとっても大切な事ではないでしょうか


あなたも落とし穴に気をつけて、

パートナーと一枚岩になって会社経営を上手に成功させてくださいね

お読みいただきありがとうございました