Nancyのブログ -822ページ目

いつか行きたい風景ー深き緑



  熊本の山。

  山々の深き緑は神聖な雰囲気。

  山登りはたくさんのエネルギーをもらえて  

       いいなー合格  




       

 

                             

  霊厳洞

  宮本武蔵が籠もって『五輪の書』を

  書いたとされる洞窟だそうです。


  すごい力がありそう!





                                   (友、写す) 

いつか行きたい風景ー熊本城と桜





東山魁夷画伯の熊本城でのお話をついこの間、書いたけれど、偶然にも

熊本城に行ったお友達から写真を貰いました。嬉しい!

アングルが見事! 澄んだ青い空と桜の装いのりりしい熊本城。

石垣の曲線も素晴らしいよね!

生誕100年 東山魁夷展プレビュー その6




第7章 おわりなき旅


この「夕星」は画伯の絶筆で、今回、私が是非観たいと思った一枚でもあります。

それは、最後の方にひっそりと置かれています。描かれている風景は現実のものではなく、画伯が「夢の中で見た風景」と言われています。

絵のなかに去り行く想いを込めたような気がします。



第7章 おわりなき旅

左側 「樹」   右側 「行く秋」


  深閑とした青の世界に力強くも感じられる

  木々の生命力。

  

  目にも眩い黄金色の落ち葉、落ち葉。

  「荘重で華麗な自然の生命の燃焼」




第7章 おわりなき旅

左側 「宵桜」    右側 「白い朝」


画面いっぱいに、溢れんばかりの桜の舞


白い世界ー枝に身を縮めるようにしてとまるハト
小さく愛らしく、温かみのある確かな生命。

白い静寂の中、再び、新しい旅へ・・・



2時間余の観覧時間もおわりに近づき、最後の10分の時を

再び、「白馬の森」の前で一人過しました。

館の外はすっかり日も落ち、桜の輝くなか、帰路につきました。

必ず、また観にきます・・・


このような素晴らしい機会に恵まれたこと、深く感謝いたします。

一人でも多くの方が、画伯の作品と出会えますように・・・


生誕100年 東山魁夷展プレビュー その5




第6章 モノクロームと墨


これは、唐招提寺の障壁画、「濤声」(部分)ですが、これと「揚州薫風」は2階に展示されています。少し照明を落とした静寂な雰囲気の中、ほのかに畳の

よい香りが・・・と思っていたら、目の前に現れたのが、



第6章 モノクロームと墨
 


    どこまでもつづく青い壮大な海






       
第6章 モノクロームと墨


      



   鑑真和尚の生誕の地ー揚州に

   薫るがごとく垂柳を揺らす風                           



以上の他にも、

Feature 1 ドイツ留学 

Feature 3 〈自然と形象〉と《たにま》    

Feature 4  窓

Feature 5  唐招提寺の障壁画  などに見られる

さまざまなスケッチも今まで、あまり目にすることも出来なかったので、とても良かったです!


特に、連作スケッチの中にはかわいらしいタッチの、優しい色使いのものが見られました。作品では「私の窓」が気に入りました。





                                 つづく

生誕100年 東山魁夷展プレビュー その4




第4章 日本の風景


あまりにも有名な京都円山公園のしだれ桜ー満月の明るみは桜に移りその 清麗なる姿を映し出すーまさに花明り。時を忘れるほどに・・・



第4章 日本の風景
 「雪の後」 と 「照紅葉」

 日本の美を感じます。このほかにも

 「秋寂び」や「北山初雪」など、 

  心打たれる作品が並びます。









第5章 町・建物     

             
                                          


これも私の好きな作品です。作品の色合いはもちろんのこと、特に雲の間から地上を照らす光の美しさと、真ん中に座した、雲をも突き抜けんばかりの塔の姿に、強い意志のようなものを感じます。


第5章 町・建物
正面が「雪の城」 右壁側が「古都遠望」
雪積もる木々の枝間に捕らえられたようにも見える城は幻想的。 






                              つづく