玄関を開けたら～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カラカラ帝

　
我が家の玄関を開けると、左側にど～んといらっしゃるのは

カラカラ帝の胸像です。

私の姉の一人は美大卒です。

これでデッサンの練習をしたのでしょうが、

受験の為か、それとも大学に入ってからか、いつから家にあったのかは

余り覚えていません。多分、私の小学校の頃くらいでしょうか。

最初は姉の部屋に、結婚してからは、応接間に。

いろいろ置く物が増えて、そこにも場所がなくなり、

とうとう、玄関へ。

子供達は生まれた時から、ある意味、見ているので、

別に違和感はないみたい。

でも、ふと、思いました。

初めていらっしゃる方など、最初に目にしてどう思われるのかしらと。

普段、当たり前のように、もうそこにあることさえ、意識もせずに

過ごしている事ーでも多分、他の人から見たら、ちょっとした驚き～なのでは？

ちなみに、以前、子供のママ友が遊びに来て、初めて見たとき・・・

美大卒だった彼女はとても懐かしそうでした。

マ・プレフェレ

歌舞伎座の後に行った場所。

それは、銀座にある　絵本カフェ　「マ・プレフェレ」　です。

以前、日経の夕刊に載っていた記事に心惹かれ、機会があれば

行ってみたいと思っていました。

この絵本カフェは、約1000冊の仕掛け絵本と、

1000冊程の懐かしい絵本や大人向けの絵本が用意されていて、

注文したメニューによって、滞在時間と料金体系が決まる

システムになっています。

例えば、ドリンクとチョコレートなどのちょっとしたお菓子のセットは

｢オズのティータイム｣（１２６０円）で、一時間利用、

パスタなどのお食事のセットは、たとえば、｢おやゆび姫｣（２７００円）で

二時間利用できます。

他にも、｢ティンカーベル」｢星の王子様」など、いろいろあります。

店内は撮影が出来なかったため、HPからダウンロード出来た画像ですが、

こんな感じです。
HPを見ると、個室もあるみたいです。

アンティークな雰囲気の落ち着いたところでした。

店内の方も、黒の綿素材のような長いドレスを着ていて、

（新聞の左上の女性のような）やはり、レトロな雰囲気でした。

とても丁寧な対応で、素敵な絵本が楽しめました。

今回は歌舞伎座の後であまり時間がなかったので、

一時間の｢オズのティータイム｣を利用しました。

もっとたくさんの絵本が見たかったのですが、又の機会に。。。

ロバート・サブダの作品は　やはり、とても良く出来ていて楽しいです。

ポップアップのものでなくても、素敵な色使いの絵本や、

可愛らしいものもたくさんあり、又、子供が小さい頃よく読み聞かせをした

懐かしいものもありました。

これは、家にあるポップアップ絵本です。

私は可愛らしいので好きなのですが、

息子達（特に次男）が好きだったのは・・・

小さい頃、流行っていたタートルズの絵本です。

これはこれで、可愛く、懐かしいものですね　

｢絵本｣～特に読み聞かせの事は、思い出があるので、また別の機会に・・・

歌舞伎座へ その2

歌舞伎座で、歌舞伎以外で楽しみにしていたこと、

それは、川端龍子の絵です。青い獅子が牡丹の花をくわえているところ。

探していて、階段の踊り場で見つけたときには嬉しかった～

とっても勢いのある、とび出してきそうな雰囲気。

青と白の色合いも綺麗でした。

そのほかにも素晴らしい絵がたくさん。これはベルナール･ビュフェのもの。

以前、ビュフェ展に行ったとき、これではないかもしれませんが、

同じような雰囲気の作品があったような気がします。

黒い力強い線が印象的でした。

片岡球子の富士山の絵。堂々たる富士山ですよね。

パワーが沸いてきそうです！

伊藤深水の絵。 日本画らしい、美しい美人画ですね。

柔らかい線が心地よいです。

その他にもたくさんありました。

階段の踊り場とか、2階の回廊風の場所とか、ちょうどこんな感じに

展示されていました。

奥の方に、伊藤深水の上の絵が見えますね。

吹き抜けになっていて、下はちょうど、正面入り口を入ったロビーです。

色々写真を撮ったり、見学していたら、余り時間がなくなり、急いで、

ちょっとしたお土産を買いました。

記念の最中。

歌舞伎座の建物がはいってますね。

歌舞伎座の座紋(定紋？）の入った、おふきん。色々なお色がありました。

その他にも、ハンカチやお花模様の綺麗なガーゼのお品など。

最後にロビーで係りの方に頼んで、写真を撮って頂き、

こうして、歌舞伎座一人ツアーも無事終了。

で、このあとは、折角、銀座に来たのだから･･･と

以前から行きたいと思っていたある場所へ。

本当は、観たいフラメンコライブがあったら、

行きたかったけれど・・・

歌舞伎座へ その1

２月の中旬に歌舞伎座へ行ってきました。

もっと早くにアップするつもりが・・・

昼の部のいい席が一枚だけあったので、姉がとってくれたのです。

最初は一緒に行くつもりでチケットを探してくれていたのですが

お互いに合う日にちで、よい席がなかなか無く・・・

姉は、「何回か行っているし、いつも父のこと任せてしまっているから～」

と言って、「今ちょうど、いい席がひとつだけ空いていたから。｣と言って、

プレゼントしてくれました！

歌舞伎座は初めてだったので、嬉しかった～

どちらかというと、今まで行っていたのは、、

クラッシックコンサートや外国アーティストのライブ。

ミュージカルかフラメンコなどが多かった気がします。

以前は宝塚や、お芝居も。

　　　　　　　　　　　　　　　正面入り口

3月の演目も見ごたえのあるものですが、

2月の｢京鹿子娘二人道成寺｣を是非観たいと思いました。

かなり前、玉三郎の｢天守物語」を他の劇場で観て、

その美しさ、艶やかさにびっくりしたことがありました。

今回は、玉三郎と菊之助です。

席は前から4列目のよく見える席でした。

作品はそれぞれ見ごたえのあるものでした。

配役も豪華でした！

そして、ちょうど良い合間にかかる、

大向うからの掛け声｢～屋！｣が絶妙で，まさに、歌舞伎！という感じです。

途中、お昼の幕間で、予約していた、「花籠膳 」を、2階の「ほうおう」で

頂きました。

30分しかないので、ちょっと忙しいけれど。

かなりの長丁場でしたが、面白かったです。

この写真は、終わった後、席から見上げて撮ったところです。

これは、開演前、席のほうへ行こうとしていた時。

花道の下を通って行く通り口です。ちょっと面白いですよね。

ちょうど、西側のお土産店の方から入ったので、ここを偶然通りました。

終演後、花道の出の方を撮ったもの。揚幕（あげまく）

振り返って、舞台の方を見ると・・・

歌舞伎はお着物を着ていらっしゃる方も多く、

華やいだ雰囲気もあり、やはりいいですよね。