え~。
ワタクシも一応音楽家の端くれ…。
というわけで、久々に音楽の話題でも

先日、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会を聴きに行ってきました。

ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意への試み』
作品8より「四季」
…って書くとえらいながいタイトルですが、有名な「春」が入っている曲です。
モーツアルト 交響曲第40番 ト短調
「四季」全曲を生で聞いたのは初めてだったのですが、
めっちゃカッコイイ

一番有名な「春」の一楽章はもちろんのこと、
どの季節にも「あ、聴いたことあるよ~」というフレーズがあって
すごく楽しかったです。
それに、もともと「四季の情景を詠んだソネット(14行の詩)」に基づいて
作られている曲なので、それと照らし合わせると「あ、今こういう情景」
っていうのが目に浮かんできます。
「春」はまあ分かるとして、
「夏」が意外!
ヴィヴァルディはイタリア人なので、
夏は「海ー!太陽ー!やっほーい!」っていう感じかと思いきや、
「灼熱の太陽のふりそそぐ季節に、人も家畜も憂いに沈み、松の木は干上がる」
と書かれているそうです。
ひ、干上がる?
松の木が?
ひょえー

まぁたしかに暑いですけどね、夏のイタリアは。
殺人光線かと思うくらいの日光がざんざか降り注ぎ、
外にいたら焦げそうでしたから…。
でも、憂いには沈んでいなかった!
私の知っているイタリア人は

ほんと、それこそ、「海ー!太陽ー!いやっふぅー!」って感じでした。
私は、暑いの苦手なので、死にそうになってた思いでしかありません…

あと気になった描写が、
ヴァイオリンの「酔っ払い男」と
「冬」の第三楽章の冒頭「氷の上をびくびくしながら歩く人々」

ぎゃははー。
びくびくしながら氷の上をわざわざ歩かなくていいじゃん!
って思ってしまいましたとさ。
Mi perdoni... Signor Vivardi....
で、モーツアルト。
曲名だけだと「知らんわ!」というかたが多いと思いますが、
聴いたら「あ~知ってる知ってる」という曲です。
イタリアにいるときに演奏したことがあるので、懐かしかったです~。
ローマのとあるvillaで演奏したのですが、
パルマからバスで日帰り!
ローマ滞在時間より移動時間の方が長かった…。
となんだかへんてこりんな感想(?)ですが、
ま、へなちょこ音楽家なんで、こんなもんですじゃ。
へなちょこのくせに!
ちょと演奏会が続きますのでお知らせ~。

「がんばろう東北!Vol.1」
2011年5月5日(木・祝)19時開演
神奈川区民文化センターかなっくホール音楽ルーム
入場料1000円(すべて義捐金として寄付します)

東日本大震災チャリティコンサート
2011年5月12日(木)17:30開演
文京シビックホール(小ホール)
自由席800円

2011年6月30日(木)18:30開演
東京文化会館小ホール
料金5500円
(私に言っていただいたら5,000円にてお売りできます~)
お時間のある方はぜひお運び下さいませ~
