こんばんは。千果です。
だんだん寒くなってきましたね。実家のりんごの収穫は、
14日から始まります。
今年は残暑がなかったせいか、かなり早いです。
そして今日紹介したいのはこちら。
りんごより一足先に収穫されます。
東御市のくるみです↓
東御市は軽井沢の近くで、くるみのほか、ブルーベリーも
とれますよ。もちろんりんごも。
だけどなんてったって、くるみが有名なのです。
今年、初めてお取り寄せしてみました。
そして殻から出さなきゃねー
片方がお皿みたいになっているペンチ、これが
和くるみ用の道具だそうで。
くるみの45度の方向、割れ目に刃をあてて・・・・
ちょっとはさめば、パカッと割れます。
そんなに力はいりません。
きれいに殻から取り出して、皮をむいて、ローストします。
どんなお菓子になるか??
それはまた今度ご紹介しますね。
ただいま頭の中で模索中なので(笑)
肝心な味ですが・・・・
あっさりだけど深みがあって、うまみがありますよ。
新鮮なうちに使いたいなー
東御のくるみは初めてですが、一口食べて、懐かしくなりました。
子供の頃、母の実家で、庭にあったくるみをとって食べたのを
思い出しました。今まで一度も思い出さなかったのにね。
木の下にごろごろ落ちていて、こんなにキレイじゃない、武骨な
感じのくるみ。祖父がそれを持ってきて、大きめの石でゴンって・・
もちろん、くるみはグシャッとなったけど、妙に美味しくて。
いっぱい食べてたら、「そんなに食べたら鼻血が出るぞ~」って
祖父に笑われたっけ。
舌の記憶って、絶対なくなりません。不思議なものですね。
小さい頃、祖父母はいっぱいこういう思いをさせてくれました。
お金じゃなくて、手間ひまをかけたもの。土地のもの。旬のもの。
それが私の舌に残っている財産です。
これがなかったら、今の私はいないかもしれません。
本当に感謝です。