前回までは23年3月に綴った、
転塾理由を中心とした転塾記を掲載しました。
今回からは受験終了後の現在視点で、
転塾後記として振り返り記事を綴っていきます。
振り返る項目・内容としては、
以下の「結果」と「過程」をまとめていきます。
1.転塾の目的は果たせたのか
【 アサの負担軽減 】はできたのか?
【 志望校の合格率向上 】は実現したのか?
2.転塾後の勉強方法
・未履修範囲などのキャッチアップ
・転塾後に目標とした指標
・本番に向けた過去問の取り組み方
今回は「転塾の目的は果たせたのか」の前編、
【 アサの負担軽減 】はできたのか?です。
■負担軽減に注力した2つの事項
アサの負担軽減を検討した際、
軽減対象とした項目は以下の2つです。
1つ目は、通塾の負担軽減
2つ目は、学習内容の負担軽減
それぞれ負担軽減できたかを振り返ります。
■通塾の負担軽減
塾関連の負担は著しく軽減できました。
激減と言っても過言でないほどです。
理由はSAPIXの通塾日の方が少ないこと、
定期テストの回数が少ないことによります。
●SAPIX 通塾日
6年前期:平日2日+土曜午後
6年後期:平日2日+土曜午後+日曜終日
●SAPIX 定期テスト
マンスリーテストなどの定期テストは、
月に1回のみの実施、かつ、
いつもの通塾曜日・時間に受験するため、
土日を削るといった影響がありませんでした。
組分けテストやサピックスオープンなど、
実力テスト系は日曜開催ではありましたが、
後期サピックスオープンはSSの一環なので、
テスト開催週はSSの授業がお休みでした。
通塾回数とテスト回数が減ったことにより、
通塾日の翌日に復習するルーティンが守られ、
通塾→復習サイクルが遅滞なく進行できました。
平日2日通塾は日能研4年生と同じなので、
アサは平日が格段に楽になったと言ってました。
また、SAPIXの通塾関連でよく目にする、
プリント教材管理の負担が重いと言われる件。
転塾直後にB4ファイルボックスを大量購入し、
その後はアサがセルフ管理で対応したため、
保護者の関与なく受験終了まで完走できました。
低学年でのセルフ管理は大変だと思いますが、
高学年であれば本人が順応できると思います。
■学習内容の負担軽減
勉強する対象をSAPIXの教材のみに集中し、
市販参考書は手を出さないようにしたため、
こちらも負担の軽減を実現できたと思います。
基本的な勉強のルーティンは、
SAPIXの授業→復習→宿題の繰り返し。
ただそれだけを忠実に行うようにしました。
ただし、別の機会に記事にする予定ですが、
転塾直後は理科・社会のキャッチアップのため、
予習シリーズと魔法ワザ理科を利用しましたが、
それ以外はSAPIXの教材に集中していました。
「塾+家庭学習教材」の勉強スタイルから
「塾のことだけ勉強する」へ変容したことで、
ToDoリストの減少=負担の軽減となりました。
SAPIX以外で利用した市販の教材は、
思いつく範囲で以下の4冊だったと思います。
「下剋上算数」と基礎トレは朝勉ルーティン。
「算数100問」は夏休み期間の朝勉で実施。
「思考力問題集 理科」は学級閉鎖期間に実施。
「思考力問題集 社会」は1月の直前期に実施。
どの教材もSAPIXルーティンを遵守したうえで、
隙間時間の活用としてのオプション学習でした。
■まとめ
受験学年になって勉強の負担軽減というのも
だいぶ変な話だったとは思いますが・・・
5年生時のオーバーワークを猛省して、
6年生は負担軽減を念頭に歩みました。
結果として、アサは転塾から受験当日まで
「勉強に追われる」ようなことはなくなり、
手中に収まる負担感を実現できました