保護者として初めて中学受験を経験し、

 ・保護者が判断する必要があり

 ・合否に影響を及ぼす可能性がある

 ・入試本番までに検討したいこと

を申し送り事項として綴っていきます。

 

まだ記憶が新しいうちに。

 

 

■申し送り事項

 1.事前シミュレーション

 2.合否確認タイミング

 3.午後入試の受験可否

 4.宿泊の必要可否

 

 

1.事前シミュレーション

入試期間中に何かしらの意思決定を

行うことは極力避けたほうが良いと考え、

合否パターン別に想定されるタスクを

事前にシミュレーションして備えました。

 

入念に事前準備をしたつもりですが、

いざ「不合格」を目の当たりにすると

どこか冷静ではない状態に陥ってしまい、

「新たに検討できる併願校は無いか」

と検索しそうになる自分がいました。

 

入試前の冷静な思考ができる時期に

(できれば12月中までに)

判断方針や行動計画を決めておき、

「入試期間中は必ずそれに従う」

とルール化することが重要だと感じました。

 

2月1日の不合格は覚悟していても、

 ・雷に打たれたような衝撃

 ・近親の訃報のような動揺

に見舞われ、平静を装っていましたが、

どこか冷静ではいられない状況でした。

 

 

2.合否確認タイミング

既にブログで掲載した内容ですが、

受験生本人の合否確認タイミングです。

 

我が家は入試前に家族会議で話し合い、

2月3日校の受験終了後まで

アサは合否結果を見ないと決めました。

 

この意思決定は大成功でした。

 

アサは3日校に合格できた理由として、

「桜蔭の不合格を知らなかったから」

と述べ、

「知っていたら普通に受験できなかった」

と真顔で振り返っていました。

 

子供によって適性があると思いますが、

保護者でも動揺する合否結果ですので、

確認時期を一考する価値はあると思います。

 

 

3.午後入試の受験可否

アサは秋の模試ラッシュ期間で、

 ・午前に学校別サピックスオープン

 ・午後に合格力判定サピックスオープン

のダブルヘッダーを2回経験しました。

 

アサはその時から

「午前と午後の2回は本当に無理」

「午後の最後の理社は全く集中できない」

と言っており、午後入試を断念しました。

 

入試本番を経験して痛感したのは、

模試以上に心身負担が大きいことです。

 

受験後のアサは想定より疲労困憊な様子で、

午後入試に挑める体力はありませんでした。

 

午後入試を含めた併願作戦について、

特に女の子は体力や適性を鑑みて、

検討された方が良いように感じました。 

 

 

4.宿泊の必要可否

1月入試は自宅から受験校へ通い、

2月入試は全て宿泊を選択しました。

 

宿泊を選んだのは地理的要因ではなく、

人身事故に伴う交通機関の乱れと

降雪などの悪天候へ対応するためです。

 

1月校に際して宿泊をしなかったのは、

最悪シナリオで受験ができなかったとしても、

栄東などは複数の入試日程があるため、

再出願さえ行えばリカバリーできるからです。

 

しかし、2月校のリカバリーは困難です。

当日の朝に混乱に巻き込まれてしまうと、

親子で精神的に疲弊する可能性が高いです。

 

現に今年の2月1日は、

早朝から京葉線が運転を見合わせており、

6日の朝は降雪でダイヤ乱れがありました。

 

高価な掛け捨て保険にはなりますが、

3年間の努力の結晶を担保できるなら、

2月入試の宿泊対応はアリだと思います。

 


2月入試の宿泊費と滞在費・・・

16万円超・・・ガーン

見なかったことにしよう・・・