アサが受験した各中学校について、
合否の結果報告だけで終わるのではなく、
後進の皆さまへの情報共有を目的として、
振り返り記事を綴っていきたいと思います。

 

本ブログでは振り返りにあたって、
 ・過去問の演習結果
 ・模試の判定結果
を中心に定量情報で振り返りつつ、

 ・入試本番の手応え

を添えてまとめていきたいと思います。

 

受験した6校を受験順に綴っていきます。

初回は、開智中学校 特待A入試から。

 

 

■過去問の演習結果

●4科目得点と得点率

 23年度:221点(65.0%)

 22年度:262点(77.1%)

 21年度:213点(62.6%)

 

●合格最低点対比

 23年度:+51点

 22年度:+54点

 21年度:+18点

 

上記3年度分は特待A入試の過去問です。

1月に入ってから3年分を実施しました。

 

アサにとって開智 特待Aの過去問は、

受験校中で最も低い平均得点率であり、

桜蔭や渋渋よりも難しい過去問でした。

 

いわゆる思考力系の出題となっており、

学校が配布している出題方針資料では

「首都圏最難関レベルの出題」と記載。

 

過去問を解いたアサの感想は、

「出題は渋渋似、難易度は渋渋以上」

 

 

■模試の判定結果

●合格力判定サピックスオープン

 第1回:80%

 第2回:80%

 第3回:80%

 第4回:80%

 

開智 特待Aはサピックス偏差値54。

80%偏差値は4回ともにクリア。

 

開智 特待Aは出題に特徴があるため、

偏差値をクリアしていても・・・略

 

 

■入試本番の手応え

アサの受験後の感想は、

「過去問と同じ感じで解けたと思うニコニコ

 

得点開示された実際の得点状況は、

過去問演習と変わらない結果となり、

合格最低点+50点ほどの得点でした。

 

特に算数が8割弱ほど得点できており、

3年分の過去問よりも高得点でした。

 

 

■所感

前述したことの繰り返しとなりますが、

開智 特待A入試の出題傾向は、

思考系問題で難易度もかなり高めです。

 

また、算数の配点比率が約35%と高く、

算数のデキで合否が決まりやすい入試です。

 

所謂「前受け校」として検討する場合、

必ず複数回分の過去問を解いてみて、

出題傾向に慣れた方が良いと思われます。

 

全教科を解く余裕がない場合であっても、

算数だけは数年分解くことを推奨します。