三連休、唐突に熱海に行ってきました。
いつも誰かと一緒に行くので
自分ではいつまでも詳しくないのですが、温泉大好きです。
つかっていられるのなら水でも良いです。
駅を出てチェックインまで散歩をしていたら海にたどりつくなど。
熱海。さすが海。そういえば海。
行きはぐんぐん下るだけだったので良かったけれど、
帰りが地獄の上り坂でもうだめかと思いました。
休憩にちょうど良い喫茶店がたくさんあって、ぜんぶ入りたい勢いでしたが、
熱海も喫茶店文化なのでしょうか…名古屋と近い?
カメラを忘れて悲しい気分だったので、
悔し紛れに割れたiPhoneで草などを撮っていた1コマ。
(そう、iPhoneが割れたのです…つらい…)
この花、小さい頃にそこかしこで見た気がしていて、
でもいまだに名前が分からない花のひとつです。
小さくてやわらかい蓮華みたいでたくさん咲いてるやつ。
坂道の途中にも、廃墟っぽいホテルにも、
全体的に草が生えまくっていた熱海。海なのに草の印象。
下水道(なのか温泉道なのか)からも湧き出る草。
坂で身体がななめなので写真も大体ななめになりますね…
水平の感覚がたぶん、そもそもおかしい気もします。
----------
ここまで写真をならべていたら、学生時代、写真部の先輩に、
「おまえは花を撮っても幸の薄さがにじみ出る」
というようなことを言われたことを思い出して、
性質っていうのは抜けないものだなとしみじみしました。
いや、特に撮るときに幸薄いことは考えていないというか、
むしろ今回旅行だったしちょうるんるん気分だったのに…
その方いわく、私が撮る写真は、
どんな対象であってもかわいらしさがないそうで。
ワードのチョイスとしては、薄幸とか暗いとか不幸とか…
いろいろでしたが、
性格の悪さがにじみ出ているのでしょうか。
さらに、言われた直後くらいのタイミングで、
フィルム消化に路上の猫を撮ったときには
「あれ…なんで猫なんて撮ったの?悩みでもあるの?」
と言われて地団太をふんで、でも納得した記憶。
そういえば今回も、どうしてもこちらを向かない猫がいました。
坂道の途中で遭遇しただけなので、特に悩みはありません。
----------
帰りがけにお土産を見ていたときに、
熱海が実は静岡県だったということに気付いて衝撃を受けつつ、
(手軽に越境すると驚くタイプです)
存分に休息できたのでもういっそ熱海に住みたいくらいです。
家賃、おろどくほど安かったし…
仲介業者(?)が喫茶店だったし…
これから来週の結婚式のハードな練習に行くので、
すぐに休息が帳消しになりそうな予感がしつつ、
少し落ち着いたら、今度はひとりで行きたいなぁと。
今年は温泉開拓を目標にするのもありな気がしてきました。