『はるかな空の東』読了。この本は作者さんのTwitterにて文庫化の情報をいただき、発売の数日後、サイン本を取り寄せていただいて購入した。
読み終えた後の感想としては、本文を読み進めていく中どうなるのだろうかと思い、文を読む速度が早くなり、ページをめくる手が止まらなかった。
ファンタジー、というのは大抵主人公は幸せになって終わるという決まりきったストーリーで進んでいくのだが、そんなファンタジーでも作中の描写によって決して飽きることのないものであった。
最も印象に残っているのは、いつもサーヤが歌うシーンだ。本には挿絵はないのだが、彼女が歌っているシーンは、いつも目の前にその前に浮かび上がるのだ。
本は映像とは違い、動きもしないし音もしない。つまり、彼女の歌を聞くことは叶わない。それがとても残念だった。
この本に限らず、こういった話では何があっても諦めない、必ず手はあるということを教えて貰っている。こういった話を読むと私はいつも勇気をもらうのだ。例え諦めそうなことがあっても主人公、そしてその周りを取り巻く沢山の仲間に勇気を貰えるのだ。
それだけではない、ファンタジーを読むことは想像力を高めることが出来る。
もしこれを読んで、読みたいと思った方やありきたりなファンタジーに飽きた人がいれば是非とも読んで欲しい。このお話は何年も昔に書かれたものだが、色褪せることなく楽しむことが出来る。
