ジンジャーシロップを作った時、煮込んだ後のしょうがどうしていますか?
どうせ食べないから捨てちゃえ!なんておもっていませんか?
ちょっと待って!捨てないでー
万能しょうが味噌や
ホットケーキミックスで作るカップケーキを
つくってみませんか??
絆家シェアハウスのキッチンにて、てしごとワークショップをさせていただきました。(2018年の記事を編集しました!)
新生姜の旬は秋。
なんですが蒸し蒸し暑いこの時期に食べたくなりますよねー。
一般に出回っている茶色い生姜ににょきにょき生えてくる生姜のことを言います。
この時期限定薄ピンク色のジンジャーシロップが作れてしまうんです!
加熱しない生姜にはジンゲロールという物質が含まれています。
このジンゲロールは、辛味は弱く体の中にある熱を使って体を温めます。
その後は体の外に熱が放出されるので、夏の冷や奴の薬味には最適ですよね。
そして加熱するとジンゲロールの一部はショウガオールといった物質に変わります。
このショウガオールは、辛味が強く体の芯をあたためてくれる作用があるので温活などに最適ですね!
マニアックですが、
加熱方法と加熱時間によってこのショウガオールの割合が違ってきます。
日本調理科学誌に掲載されている研究結果を参考にすると資料はこちら
蒸し調理で30分間加熱することで、ジンゲオールからショウガオールの転換率が90パーセントになります。
なので、体を温める効果をよりプラスしたい場合ジンジャーシロップ作りで煮込む前に30分間蒸すとさらに良い訳です。
が、大変なので今回は蒸すのは無しにして30分間茹でることにしました。
ジンジャーシロップは時短で出来そうに感じるのですが、加熱時間30分以上でより効果を感じられるシロップが作れます。
加熱し始めたら放置でokなので、すきま時間で作ってみてくださいね。
【一品目】
■ジンジャーシロップ(約200cc分)
新生姜 正味200g
砂糖 200g
水 200cc
レモン 1/6カット
1.生姜は洗って土を落とし、包丁の背やスプーンを使って薄皮をこそげ落とす。
包丁やスライサーで薄くスライスする。
2.鍋に生姜と砂糖をいれて木ベラなどで全体を混ぜる。すぐに作れない場合、または濃いシロップを作る場合はここで時間をおいて水分を出す。
ぶくぶくと泡立ちすぎない弱火がおすすめ。 3.30分から1時間ほど煮たら、火を止めてレモンを絞り入れる。網や茶漉しなどの上からレモンを絞ると種が鍋の中に落ちないのでおすすめ。 4.シロップと生姜スライスを分ける。
洗って乾かし、アルコールスプレーをかけておいた容器に詰める。ガラスによっては熱いものを入れると割れる場合があるのでよく表示を読んでくださいね。 次は残った生姜スライスを使って生姜味噌作り。
これだけ!かんたんでしょ?
これめっちゃくちゃおいしいのでぜひ作ってほしいです!
👑めっちゃおすすめ👑
【2品目】
■万能しょうが味噌味噌50g
料理酒25cc
ジンジャーシロップ作りで煮た生姜 50g
白すりごま 大さじ1/2 1.フライパンに味噌と料理酒をいれる。
木ベラなどで味噌と酒を混ぜる。弱めの中火にして沸騰させる。
生姜からも水分が出てくるので、水気がほとんどなくなってとろみがでるまで弱火で混ぜ続けます。白すりごまを加えて香りが出たら出来上がり。
1.ボウルにたまご、砂糖、牛乳を入れて泡立て器で混ぜる。2.ホットケーキミックスを全量一気に加えて混ぜる。
冷めたら容器に詰めて。
日持ちは冷蔵庫で2週間、
冷凍すれば1か月以上持ちますよ。
(うちは1年使えました!)
お湯を入れてほのあま味噌汁、
ほかほかごはんに載せたり、
焼きおにぎりにしたり、
おでんにつけたり、
お肉を漬けて焼いたり。
色々試してみてね!
さてまだまだあるよ!
次はホットケーキミックスでかんたんに作るカップケーキです。
【3品目】
ジンジャーカップケーキ
(直径6cmくらいのカップケーキ5-6個分)
たまご1個
砂糖30g
牛乳30g
ホットケーキミックス 100g
バター20g
いりごま白、黒 各小さじ1
ジンジャーシロップ作りで煮たしょうが 50g
下準備
オーブンを200℃に予熱する
いりごまを混ぜ合わせておく
煮たしょうがを5mmくらいに刻んでおく
粉気が少し残っているくらいのところで溶かしバターを加えて混ぜる。
3.刻んだしょうがを加えて軽く混ぜる。