MASAの音 -31ページ目

基本は大事

一昨日火曜と今日(臨時練習)は東邦音大ウインドの練習でした。

先週よりはだいぶ良くなってきましたが、ツメが甘いところもちらほら。
まだまだできる力をもっているはずなので、あとは前日の練習だけになりますが
もうひと頑張りしたいと思います。


今回マーチを集中的に取り上げていますが、
学生のなかにはつまらないとか譜面が簡単であまりしっかりさらっていない子もいるようです。
確かに自分の学生の頃の事を思い返しても
難しくて吹きがいがあるような曲にばかり興味がいっていた時もありました。
でも基本をおさえてこその難しい曲なんですよね。
問題はその基本となるマーチ等が大事だということをどう学生達に伝え、わかってもらうか。
ただそういう曲を取り上げて基本は大事だ!と言っているだけではダメなんですよね。
指導する側がきちんと理解し、スタイルを身につけて教えられないと伝わらないと痛感しています。
幸い東邦音大ウインドは各楽器の先生方が練習に来て下さり色々アドバイスを下さるので
自分も勉強しながら学生達と一緒になって取り組んでいます。
もっともっと自分の引き出しを増やして行かなければと今回の事でより強く思いました。

それから今回は「ベストフレンド」という数年前の吹奏楽コンクールの課題曲を取り上げていますが、
この手のタイプのマーチはわりとすんなり形になるんですよね。
今の日本の吹奏楽の有り様をはっきり表している感じですが、
どこか淋しい気がしないでもないです。
学生達にはマーチだけに限らず、あらゆるタイプの曲を万遍無く体験できるようにさせてあげたいと思います。

ドアラ・シャオロン・パオロン

ドラゴンズのマスコットです。
3月12日長良川球場での広島とのオープン戦を観戦に行った時
三匹(三人?、三頭?、三体?)と一緒に写真を撮ってくれて
自宅に郵送してくれるとの事だったので撮ってもらいました。
いい歳したおっさんがとも思いましたが、
三匹(三人?、三頭?、三体?)一緒にという機会はなかなかないですからね(笑)

MASAの音-長良川球場


道は険しい

今日は島田フィルの練習。

今シーズンはじめてコンミスの増田訓子さんと一緒の練習。
僕が島田フィルに行きはじめた時からコンミスを務めてくれている増田さん。
弦楽器のトレーナーもやって下さっています。
合奏だけではまとめきれないところを
細かくケアしてくれて本当に助かっています。

一ヵ月半ぶりの島田フィルはまだまだ苦戦しています。
一つ一つ確実に積み重ねて行きたいと思います。

演奏も運営もまだまだ課題が山積みの島田フィル。
それぞれがあっちこっちにベクトルを向けるのではなくなく
一人一人の力をうまくまとめて大きな力として発揮できるようメンバー皆さんとしっかり向き合って頑張りたいと思います。

充実の四日間

先程羽田空港に着いて、ただいまモノレールのなかです。
あっという間の四日間でしたが、とても充実した時間でした。

演奏会を聴きに行くだけではわからないだろう
マエストロの音楽に対する真摯な思いと素晴らしいお人柄に触れることができ本当に良かったです。
この四日間が無駄にならないよう頑張らなければです。

そしてマエストロの音楽に触れられるだけでも素晴らしい時間なのを
より楽しい四日間にしてくれた聖純。
本当にありがとうです!
今日も本番前だというのに美味しいラーメンを食べに連れていってもらいました。
今度は素敵な奥様と可愛いお嬢ちゃんとご一緒しましょうね!!


終演後は去年のヨウコのリサイタルで伴奏してくれた
ピアニストの伊藤桂子さんと聖純と三人でお茶しました。
飛行機の時間の都合で短い時間になってしまいましたが、
とても楽しかったです。


そんな充実の札幌滞在でしたが、
今回はそのほかにもホテルや空港、機内でも
我儘を聞いてもらったり、
自分のミスで迷惑かけてしまっているのに丁寧に対応して下さったり
心地よいホスピタリティで快適な時間が過ごせたりと
気持ち良い旅となりました。


そうそうそれと
帰りの飛行機が二月の沖縄帰りに続いてのポケモンジェット。
こんなトコもツイていました♪

盛り沢山な一日

昨日は結局聖純の家にお泊り。
ホテルに朝帰りってなんという無駄使い(笑)

朝せっかくだからドライブしようよって事で、手稲山に連れてってくれました。
冷たい澄んだ空気がとっても気持ち良かったです!

そのあとホテルまで送ってくれました。
ホント何から何まですみませんって感じです。

部屋でひと休みしたあとはお昼ご飯へ。
聖純お薦めのお寿司屋さんへ。
美味しかったです♪

その後ホールへ。
ゲネプロ、本番一日目を聴かせて頂きました。
ホントに色々な事を勉強させて頂きました。
本番今日は舞台後ろのPブロックで聴きました。
明日の二日目も聴かせて頂くので事務局の方にお願いして
正面と後ろとチケットを見つけて頂きました。
昨日のリハーサル、今日のゲネプロも違う場所で聴きました。
仙台時代に下野竜也さんから教えて頂いた事なんですが、
こういう聴き方をすると本当に勉強になります。

今回マエストロをはじめ多くの方のご好意でたくさん勉強させて頂いているので、12月にちゃんと生かせる様頑張らなければです!

同級生

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昨日の日記から書いている同級生の高橋聖純君。
札幌交響楽団の副首席フルート奏者です。

彼の事は近くの学校だった事もあり
会った事はなかったけど高校の時から知っていました。
とっても愉快で面白い彼。
一緒にいてとても楽しいです。

今夜は彼の新居にお招き頂いて楽しく飲んでいます。
素敵な奥様の美味しい料理を頂きながらかなり飲んでおります(笑)
酔いに任せていろんなトコに電話しちゃいました(;^_^A
先生・先輩・同級生の皆様突然の電話失礼しましたm(__)m

マエストロ エリシュカ

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今日もリハーサル見学。
今日は本番会場の札幌コンサートホール“キタラ”でのリハーサル。
“キタラ”は何回か来てるけど、
ホント良い響きがしますね。

今回中島公園そばにあるホテルに泊まっているので、
朝公園の中を少し散歩してからホールへ。
こういう環境素敵ですね。

今日のリハーサルは昨日のヤナーチェクとドヴォルジャークに加え
モーツァルトのバイオリンコンチェルト第3番。
マエストロは昨日にもましてお元気なご様子。
最後まで精力的にリハーサルを進めていらっしゃいました。

今日お昼休みに入る前にマエストロにご挨拶する事ができました。
(まだ演奏会情報に出していませんが)今年ドヴォ7を振る事をお伝えすると
チェコの伝統的なやり方を学んでいってねと
優しくおっしゃって堅く握手をして下さいました。
あとで通訳の方にお聞きしたんですが、
プラハのアカデミーで教えていらっしゃったので
今までに教えた生徒さんが50人以上いらっしゃる様で
若い指揮者に対してとても暖かい眼差しをいつも向けて下さっているそうです。
せっかくの機会なのでしっかり勉強させて頂こうと思います。

そしてその通訳さん。
チェコでトロンボーンを吹いている方だと
同級生の聖純から聞いていたんですが、
昨日見た時大学時代にご一緒した気がするなぁと思い、
今日お話ししてみるとやはり記憶があっていました。
トロンボーンフェスティバルか何かで
桐朋学園と国立音大の合同アンサンブルをやった時のメンバーで
ご一緒した方でした。
お互いこんなところで再会するとは驚き
世間は狭いですねぇと話しました。


明日はいよいよ本番。
とても楽しみです。

チェコの音

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今日は札幌交響楽団のリハーサル見学。
指揮はチェコのラドミル・エリシュカさん。
ヤナーチェクの「利口な女狐」組曲(ターリッヒ版)とドヴォルジャークの交響曲第7番のリハーサル。

つい先日78歳になられたマエストロ。
とてもそんなお年とは思えないほど精力的にリハーサルを進めていらっしゃいました。
ユーモアなたとえで和やかに指示を出されたかと思うと、
イメージの音が出るまで何度も何度も根気強く繰り返されたりと
あっという間の4時間でした。


札響には大学同期のフルート奏者、高橋聖純がいるんですが、
今日は練習場まで送ってもらったりとずいぶんお世話になりました。
聖純以外にも大学の先輩・後輩がたくさんいる札響。
ご挨拶して色々お話したりとそういう意味でも有意義な一日でした。

新年度スタート

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昨日のブログに書きましたが、
今日は東邦の新年度初授業(初練習)

今年の東邦祭は基本に戻ってという事で、
マーチを並べてみました。
マーチはごまかしがきかないと言われますが
ホントに怖いくらいそうですね。
いかに今まで何となくのいい加減でやってきたか。
ある程度覚悟はしていましたが、ここまでとはちょっとショックでした。
四月は色々バタバタしているし、新体制での最初という事を割り引いても
ちょっとまずいんじゃないかという感じです。
自分も含めもっと心してかからなければと思いました。
ただ今日だけ判断するのではなく、
来週の授業でどんな音が出てくるかで判断したいと思います。
今日の自分達の演奏で学生達がどう感じたか。
そしてどうしなければいけないかと考えたか。
今年度のカラーがどうなのか来週を楽しみにしたいと思います。


例年なら初授業のあとはイベントがあるんですが、
今年は我儘を言わせてもらって来週に。
授業後飛び出して(ホントに間に合わないかと焦りました!)
北海道へひとっ飛び。
ただいま電車で札幌に向かっております。
写真はいま乗っている快速エアポートです。
土曜日までこちらにいます。
しっかり勉強したいと思います。

自主公演  (3月25日)

明日今年度最初の大学の授業。
というか2009年度東邦音大ウインドの初練習。
はたして今年度のバンドはどんな音を聴かせてくれるのか。
初練習の前というのは不安もあるけど
あれやこれやと期待が膨らみ楽しみの方が大きいですね。

今年度のバンドが始動する前に、
昨年度のシメの演奏会であった3月25日の演奏会の事を書かなければですね。

練習が始まってからのブログにも書きましたが、
今回はみんながきちんと事前に譜読みをしてきてくれていて
とても練習がスムーズにできました。
僕がかかわるようになってから一番口を酸っぱくいってきた
この事前の準備というのがきちんと徹底されるようになったのは
まずは一つの収穫ではありました。
(ま、音楽大学のバンドでそこを言わなければいけないといのうは少し悲しくもありましたが・・・)

今回のプログラムはインペクの考えで同じ色のモノが続かないように
一曲ごとに違ったタイプの曲が並びました。
前日の通し練習の時にそれが面白くもあり、
またエラい事だぞとひそかに思っておりました。
吹奏楽の曲は長い曲でも20分程度(それも組曲のようなモノですね)、
短いものだと3分ほどという感じでまるでジェットコースターに乗っているかの様な気分。
切り替えていくという部分では本番はおおよそうまくできたと思いますが
一部少し気負いすぎてというか入れ込みすぎたところもありこれは反省でした。

そういう雰囲気がコロコロ入れ替わるというのもあったかもしれませんが
今回の演奏会はいつにもまして冷静になっていた自分がいました。
普段学生に本番の指揮が熱いとか、本番の指揮に煽られて何割か増しで吹いてしまいます
とか言われる事があります。
今回さめていたとかという事ではなかったんですが、
最後は本番のテンションでなんとかするというのではなく、
練習できちんと積み上げて
(今回はそれがちゃんとできたと思ったし(もちろん完璧というわけではないけど))、
それをテンションでとかではなくという思いが自分の中にありました。
ただそれがうまくいったかと言われれば
まだまだ考えなければいけない部分ではあると
自分自身終わった後に思いました。
この加減は学生達と見つけていかなければならない課題ですね。
もちろん本番の場でかわっていくものもあるし、
練習すべてにおいて本番と同じテンションで行くというのは無理な話ではあるんだけど、
うまくは言えないんだけどどこかあとは本番でというような雰囲気がありすぎるのは
あまり良くないよなという思いもあります。
この辺学生のうちからあまりスレさせないようにしなければいけなし、

かといって音楽大学の学生ともなれば一人一人きちんと本番までの
ペースを考えまた見通しをつけられなければいけない訳でもあるし
今後はそのあたりをポイントを一緒に見つけていければと思っています。

この演奏会を最後に卒業した学年は、
自分たちが核となって動く年に指揮が百瀬先生から僕にかわり
やり方もかわりいろいろな部分で大変だったと思っています。
そんななかより良いやり方を一生懸命模索してくれて頑張ってくれました。
そんな努力が今回の演奏の成功につながったと思います。
いまこうやって書いていると一人一人の顔が浮かんできますが、
それぞれ新しい自分の居場所で頑張っていることでしょう。

というわけで遅くなりましたが自主公演の報告でした。