沖縄のテーマパーク「ジャングリア」が80億をこえる大幅な赤字。オープン当初から決していい評判ではなかったけど、沖縄北部の開発という意味では成功してほしいと「少しだけ」思っていた。
このテーマパークを手がけたのは「マーケティングの神様」と崇められていた人。不振に陥っていた大阪のテーマパークを再生。奇跡の成功をおさめた人としてTVなどオールドメディアを中心に、さかんに取り上げられていた。
印象的だったのはNHKの休日、朝に不定期に放映していた「ここから」という番組。およそ30分のインタビュー番組。NHKなのでCMなしの30分は民放なら1時間番組のボリュームがある。
この番組で、いかに、この人が 人間的にも優れた(家庭思いの)優秀なビジネスマンであるかと紹介されていた。
見る側もいけないのだけど、こう正面からNHKが取り上げ、絶賛すると「そうなのだ」と、あまり疑問を挟む余地もなく、納得させられてしまう。
それ以前「ZOZO TOWN」の人も同じように、日本にアマゾンのような世界的な成功をもたらす新しいタイプの成功者として取り上げていた。その後、この方、ビシネスよりも、違う話題を振りまいていたけど、最近は見ない。
この番組で見た記憶はないけど、最近、粉飾決算など経営問題が取り沙汰されている、会社の経営者も、以前は経済番組なので「経営の神様」などと称えられていた。
正直、この人たちの情報に接した時に、なにか胡散臭いものを感じるけど、メディアが絶賛すると、そんなものかなと信じてしまうのが、シニアの世代。(若い人は違うのだろうけど)
それにしても「シャングリア」は単にテーマパークの経営がうまくいかなかったという問題だけでなく、公費が一説によれば100億以上投入されているとか。「クールジャパン」の問題もそうだけど、日本で役所がビシネスに乗り出して、成功する事例の少なさにがっかりする。公的ということは「税金」だということ。タックスペイヤーとしては笑って済ませる問題じゃない。
問題の質は違うけど、中国に渡った、あの政治家も酷い。あれが元外相って悪夢。それが石破政権時となれば、やっぱりだけど。それでも、この人たちのことTBSのような凝り固まった旧態メディアは好きだよな、と呆れる。
