26年スクリーンで観た映画206「あの星の降る丘で、君とまた出会いたい」続編の意味は? | con-satoのブログ

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 2023年に公開されて大ヒットした「あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら」の続編が公開。「あの星が降る丘で、君と出会えたら」。ヒロインは前作に引き続き福原遥。前作では女子高生だった彼女は、7年後、高校の教師になっている。

 

 しかし,彼女はいまだに7年前にタイムスリップして出会った晃のことを忘れることができない。

 

 高校教師になっている彼女の前に、彼女を慕う男が現れる。彼の気持ちはわかるけど、過去に引っ張られる彼女。

 

 さて、ふたりは?そのヒロインの前に思わぬ人物(倍賞千恵子)が登場。物語は戦時中と現在を行き来する。

 

「あの星の降る丘で、君とまた出会いたい。」★★★☆☆

 

 戦後81年になり、戦争の実感が薄れる現代。福原遥演じるヒロイン百合は、その戦争をタイムスリップで実体験している。

 

 前作はシンプルに現代の女の子が戦争を体験して、想像もしなかった戦争の悲惨さ、悲劇を実感することが描かれた。

 

 そこに純愛を絡めたことで、多くの共感を呼び大ヒットした。

 

 この続編の構成は少し複雑。現代と過去の出来事が交差する。

 

 前作はあの戦争の時代の目線で描かれていたのに、続編は現代の目線で、あの戦争を振り返る。

 

 前作の大ヒットに比べて、あまりヒットしていないのは、この構成に由来しているのではないか。前作のストレートさがなくなった分、観客の共感のよりどころが見えない。

 

 映画自体は手堅くまとまっている。細田佳央太演じるヒロイン百合を思う臨時教師。そして、倍賞千恵子演じる老婆など、登場人物に深みがある。


 ただし、テイストが真面目すぎて、学校で戦争の授業をしているみたい。そこが惜しい。