アメリカで異例のヒットを記録した「オブセッション災愛」。主人公は平凡な男の子。バイト先に好きな女の子がいるけど、打ち明ける勇気もない。バイト仲間に頼んで、告白のシュミレーションをする。
最初は相手にされていなかったのに、ある日突然、恋愛関係に。彼はウキウキ。しかし、次第に彼女の束縛が強くなる。それが恐怖に変わる。
「オブセッション災愛」★★★★☆
さすがに大ヒットするだけある。作りがうまい。最初は、ちょっとトロい男の子の恋愛ものとして見せて、後半はホラーな展開。
このところ安いJホラーを立て続けに観たので、なんで、こんな展開にできないのだろうかと思った。清水崇は、この映画を観て、勉強すべき。
この映画、アメリカ映画なれど、ぜんぜんお金など掛けていない。結局映画は脚本。どう物語を展開するか。怖がらせるなら、それなりの理由付けがいる。それを観客が納得するから、怖いと感じるのだ。
この映画、女がどんどんエスカレートしていく。この怖さ。相手が女の子だけに、逆に怖さ倍加。
今どき、普通に接しても、突然「あの人にハラスメントされました!」なんて指さされる。男は四面楚歌になんて展開は恐怖そのもの。
怖さなんて身近にあるものなのだ。肝試しなんて設定(「口に関するアンケート」)でなくても、恐怖は日常の隣、延長にあるから怖いのだ。
