ダコタ・ジョンソンって、どれほど日本で認知されているのだろうか?映画(特にアメリカ映画)好きには特別な存在。
パパは「マイアミ・バイス」のイケメン、ドン・ジョンソン。ママは「ワーキング・ガール」のメラニー・グリフィス。メラニーのママ、ダコタの母方の祖母は、ヒッチコックの名作「鳥」のヒロイン、ティッピ・ヘドレン。さらに継父はアントニオ・バンデラス。
そんな、ダコタの主演作「マテリアリスト・結婚の条件」が公開中。
彼女が演じたのはマッチングメーカー。結婚を望む男女を引き合わせマッチング、結婚をさせる。
それぞれの希望を聞き、理想の相手をあてがう。しかし、マッチングを依頼する人たちは、それぞれに理想が高い。
彼女自身は仕事として、マッチングしていると、自分がどんな人を求めればいいのか、逆にわからなくなる。
そんな時、出会ったのは、ペドロ・パスカル演じる理想の男。
リッチでイケメン。最高のデートをセッティングしてくれるセンスの良さ。
そんな彼とデートしている時に、クリス・エバンス演じる元カレと再会してしまう。
元カレは若い時に俳優を目指していた仲間。彼女は女優の才能はないと、早々にあきらめた。
しかし、彼は結婚式場でアルバイトしながら、夢をあきらめてはいない。
相変わらず貧乏な彼。かたや、恋人はリッチな大物。元カレに再会してしまったことで、揺らぐ女心を描いた映画。
監督は「パスト・ライブス」でかつての恋人と再会して揺らぐ気持ちを描いて、高い評価を得たセリーヌ・ソン。
過去の恋愛の記憶に縛られるのは、どちらかといえば男の方かと思っていたけど、ソン監督は女性の側から「元」関係の心情の揺れを描く。
このヒロインの設定がマッチングメーカーというのが物語のポイント。クライアントには結婚を進めながらも、彼女自身は決められない。
それにマッチング業も思わぬアクシデントで曲がり角になる。
前作よりは映画的な完成度は高くないけど、魅力的な主演俳優たちで見せる。
ただし、あのオチはない。(どんなオチかは具体的には書けない)もし、そうなら異常なシークレットブーツ履いているようなものだもの。バランスが保てない。
