NYの高級メゾンが舞台になる「ゼイ・ウィル・キル・ユー」。メイドとして、このメゾンにやって来た女が主人公。この高級メゾン最初から何かがおかしい。
彼女は部屋に落ち着いた途端に殺されそうになる。なんと彼女は生贄だったのだ。
「ゼイ・ウィル・キル・ユー」★★★☆☆
下品な殺戮シーンの連続。基本的には好きなタイプの映画ではなけど、ここまで、やられると笑うしかない。その徹底ぶりが見事。殺戮エンターティンメント。
この主人公の女の強いこと。彼女がムショあがりという設定が活きている。
刑務所に入る理由はファーストシーンに登場する。妹とふたり暴力的な父親から逃亡する。しかし、父親に見つけられ、彼女は警察送りになり、妹は父親の元に引き戻される。
妹のことを守りきれなかった後悔を抱えていきている女。この設定が後半生きてくる。殺伐としたアクション映画なのに、意外と辻褄が合うように設定が練られている。
あまり深いことが考えずに派手なアクションを楽しむ映画。その主人公が女性というのは小気味いい。B級C級の映画なのだけど、A級にはない、わい雑な魅力があるのだ。
ショックだったのは、あのメイド頭のおばさんを演じているのがパトリシア・アークエットだったこと。
映画を観ている間は気づかなかった。怖い顔したおばさんだなと思っていただけ。それにしても、お姉さんのロザンナ(「グラン・ブルー」のヒロイン)はどうしているのだろう。
