スイス映画「役者になったスパイ」。1989年が舞台。ロシアのペレストロイカの影響で社会情勢が変化。スイスでは軍隊を撤廃する運動が起こる。
この映画の主人公は秘密警察の職員。過激な社会運動をしている思われる劇団に侵入捜査を命令される。
警察官が役者のふりをして、芝居に参加する。しかし、芝居の世界にひたる内、彼はヒロインの女優に恋に落ちる。
「役者になったスパイ」★★★★☆
秘密警察が国家に対する危険人物を特定し素行を調べた事件が背景。その数90万人。
一般的な日本人はスイスは永世中立国を宣言した「平和」な国というイメージを持ちがちだけど、国民皆兵の、世界的にもスーパーな軍事国家。
しかし、ペレストロイカの時代、一部の勢力が軍に対して否定的な運動をした時代の話。
主人公は一応、秘密警察の職員という設定だけど、随分、ゆるい。あれじゃ、秘密警察にはならんでしょうなレベル。
それにしても、スイスというのは不思議な国。平和なイメージなのに、軍隊国家だし、公じやなくてもマネーロンダリングOKみたいな国。
それにこの映画を見て、スイスの一般人の生活レベルの低さ。アパートの家具の貧弱さには驚いた。
スイスというとチャップリンやオードリーのようなセレブが晩年を過ごしたイメージだけど、一般人の生活レベルはあんなものかと思った。
完全な格差社会。やっぱり、この国には住みたくないと認識させられた映画。
