25年スクリーンで観た映画310「ナイトフラワー」北川景子、森田智香の熱演と内田英治の残念な演出 | con-satoのブログ

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 北川景子が貧困シングルマザーを演じた「ナイトフラワー」。監督は「ミッドナイト・スワン」の内田英治。

 

 北川景子演じるシングルマザー。夫が失踪、残されたのは借金だけ。朝から夜まで、バイトを掛け持ちして生活を支えている。森田は格闘家。接点のない二人があるキッカケでバディになる。

 

「ナイトフラワー」★★★☆☆

 

 北川景子、森田望智は熱演。映画的には、この二人の熱演ぶりで十分。ただし、物語展開、演出は内田英治らしく強引。

 

 北川景子がベタベタな関西弁なので、舞台は大阪なかのと思って観ていた。でも、セリフに登場したのは「蒲田」という地名。


 東京の城北の下町。なので、貧困がテーマの作品の舞台としては申し分ない。(川崎だったら、もっとピッタリ)でも、この映画の中には「蒲田らしさ」が見えない。蒲田なら、らしい下町の風景がたくさんあるのに。全然蒲田感がない。

 

 結局、内田英治という監督はケレンで見せるけど、背景や物語への配慮があまりない人。この舞台になっ蒲田がまったく生きていないのも彼の演出力な貧困さ。(例えば新海誠の描く新宿界隈の見事さ。アニメなのに実写よりリアリティがある。それが物語の重要な要素になっている)

 

 北川景子演じるヒロインの貧困さを強調するためにバイトを掛け持ちさせる。何種類も同時進行。ラブホテルの清掃、夜の酒場、地球儀を作る零細工場まで登場。

 

 北川も熱演だけど、森田は凄い。「虎に翼」の花江ちゃんと同一人物とは思えない!