音楽はあまりジャンルにこだわらずに聴いている自分にとって、唯一、苦手なのがロック。
スプリングスティーンは自分にとっては100%のアメリカン・ロックの人。
一番売れていた80年代、遠い人だった。代表曲「BORN IN USA」なんて(ファンの人にはホント申し訳ないけど)暑苦しい曲だと思っていた。
ただ、ライブは凄いという話は当時でも伝説的で、何と4時間ぶっ通しでやるとか。
結局、単独ライブは観なかったけど、東京ドームでトレイシー・チャップマンなどと共演したライブを観た。
単独ライブでないけど、さすがにエネルギッシュなライブで、ドームでこれだけアーティストの熱を感じるのは、他にはストーンズぐらいだった。(もっとも、こちらは開演前から観客席が興奮ぎみ)
スプリングスティーンでいいなと(好き)と思ったのは「MY HOME TOWN」。さびれた故郷の町を歌った歌。
この曲は、この人しか歌えないない歌。
映画は予告編を見る限り、主演俳優、ジェレミー・アレン・ホワイトがスプリングスティーンにしか見えない熱演ぶり。アカデミー賞有力なんて声も出ていたそう。
すでに公開されたアメリカでは期待された成績は上げていない。「ボヘミアン・ラプソディ」以降、ミュージシャンの伝記映画が数多く製作されているけど、メガヒットにはなっていない。
それでも、スプリングスティーンの映画、予告編だけで十分期待値が上がる。さて、どんな出来だろう?
