名優、仲代達矢の死。後悔するのは、この人の舞台を一度も観たことがなかったこと。 | con-satoのブログ

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 仲代達矢さん92歳で逝去。テレビや映画でも多大な功績をのこした俳優だった。映画では圧倒的に黒沢映画。

 

 61年の「用心棒」。時代劇を変えたといわれる名作。話題になったのは最後、三船敏郎に仲代達矢が斬られるシーン。血飛沫が吹き飛ぶ歴史的なシーンになった。

 

 年代的には同時代では観ていないので、名シーンであることを承知の上で後年観た。(順番としては続編の「椿三十郎」の方を先に観ている)

 

 黒沢映画は基本、同時代で観ているのは最晩年だけ。「乱」ですら封切りのタイミングでは観ていなくて、20年後にパリの名画座で観た。

 

 仲代達矢本人としては、あくまでも舞台俳優だと認識していたのだと思う。しかし、その演劇人、仲代達矢の舞台に接したことがない。

 

 テレビや映画では「名優」だなと思っていても、その人の本分というべきものに接しなかったのには後悔が残る。(例えば、美空ひばりの生歌とか、山田五十鈴の舞台とか、も見逃して後悔している)

 

 最晩年といえないけど、晩年の小林政広監督とのコラボは良かった。10年「春との旅」17年「海辺のリア」。俳優、仲代達矢でなければ演じることのできない役柄。

 

 

 

 それにしても「リア王」ぐらい観るべきだった、今さらながら思った訃報。