アニメ映画「ホウセンカ」。主人公は無期懲役犯のヤクザ。若い時、組の抗争に巻き込まれて、ぶち込まれて30年。
その彼が独房で、ホウセンカの花(声はピエール瀧)とこれまでの人生を振り返る。
「ホウセンカ」★★☆☆☆
アニメでヤクザものかと、まずはびっくり。
「泣ける」と評判。そうか、世間の人はこの話で泣けるんだ。
心臓疾患を抱えた子供の移植手術のために、組のライバルを殺して、資金を工面する。
子供の心臓疾患という設定が自分にはあざとく感じた。
主人公は心優しいヤクザ?って。なんかマル暴肯定。主人公の影の部分はまったく描かないから、人のいいヤクザさんになってる。
でも、彼が荒稼ぎしていたのは、結構、あざとい地上げをしたりしたヤクザ稼業だから。そういうリアルでダーティーな部分は描かない。
そもそも、これアニメの素材?アニメで表現すべきものなのか?この手の話を「心優しい」とは自分には到底思えない。
基本的に何でアニメにするのか?の疑問は消えなかった。特に、女性ヒロインのキャラの絵作り。あそこだけ、いきなりアニメキャラ。ヤクザの情夫なのに。あそこは色っぽい姐さん(梶芽衣子みたいな)であるべきでは。
「スタンド・バイ・ミー」の使い方とか、響く人には響くみたいなんだけど、自分にはイマイチ。
小林薫、満島ひかり、宮崎美子などの俳優を豪華に声優として使って、渋さを演出している。
それも、これも、自分にはあざとく見えてしまった。
