週刊文春から季刊で発行されている「週刊文春CINEMA」。夏号が発行されて購入。映画雑誌をめくる楽しさを思い出している。
映画を観始めた中学時代、毎月21日が楽しみだった。なぜなら映画雑誌「ロードショー」と「スクリーン」の発売日だから。大人になってからは、これに「プレミア」が加わって、毎月3冊購入していた。
70年代、映画界は元気がなかったけど、洋画雑誌はスターに溢れていた。70年代から洋画の世界はアメリカ一辺倒になっていくけど、初頭の頃はヨーロッパ映画も元気で・アラン・ドロンを筆頭にカトリーヌ・ドヌーブ、マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレンなど「客の呼べる」スターがいた。監督もトリュフォー、フェリーニ、ヴィスコンティなどが現役だった。10代そこそこの少年にとって洋画雑誌は世界の窓だったのだ。
高校になると「キネマ旬報」などにも目を通すようになったけど、キネ旬に馴染まなかったのは、自分は映画ファンでマニアではないから。
シニアになって映画情報はネットという時代になったけど、この「文春シネマ」で往年の楽しさを味っている。雑誌のいいところは、自分が深く興味を持っていない映画のことを教えてくれること。
それまで自分のアンテナには引っかかってこなかった映画。こんな映画あるんだと知って「観に行こう」と思えることが楽しい。もちろん知っている映画、観ようとしている映画に関わる人たち(俳優や監督など)のインタビューなども楽しんでいる。

