25年スクリーンで観た映画100「ブリジット・ジョーンズ」4作目、最新作は中年危機の映画だった。 | con-satoのブログ

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 レネー・ゼルヴィガーがヒロインを演じる「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ。9年間のブランクを経て最新作が公開された。これまでは恋愛世代だったブリジット。この4作目になる「サイテー最高な今の私」で、ブリジットは見事な中年になっている。

 物語の展開的に一番ドラマチックなのは、夫ダーシーが死んでしまっていること。スーダンの紛争に巻き込まれて死亡して3年後という設定。2人の子供をシングルで育てるブリジット。もちろん恋愛など考える余地もなく、女としても、社会人としても「現役」でいない彼女が描かれる。


「ブリジット・ジョーンズ・サイテー最高な今の私」★★★★☆

 アメリカでは劇場公開されずに配信のみになったと聞いて、作品的な期待はできないなと思いつつ観た。今まで3作、彼女に付き合ってきたのだから、お付き合い気分でシネコンへ。

 しかし、これが意外なひろいものだった。中年になったブリジットも、なかなか魅力的。まずは社会復帰。子供たちをシッターに預けて、仕事に復帰する。こうして、元気、活力を取り戻す。そうするうちに、若い男の子のボーイフレンドもできる。

 まわりが羨むようなイケメンボーイ。もちろんセックスもはげむ。しかし、ある日、彼からの連絡が途絶える。ブリジットと交際するということは子供の父になるということ。若い男にはイージーな選択ではない。

 結局、彼は覚悟を決めて、彼女にプロポーズするけど「あなたじゃない」と断るという展開。中年になって、旦那の死を受け入れ、子供を育てるブリジットのミドルクライシス。

 でも、さすがにこのシリーズは暗い方向には向かわない。その気楽さがいい。レネー・ゼルヴィガーは、おばちゃんになっても可愛い。年を取っても、ちょっとおとぼけな味は健在。まさにブリジット。

 難点は誰もが羨むという若い男レオ・ウッドールが、どう見ても、そんなレベルのイケメンには見えないこと。(この役は演技より見た目が大事)イギリス女性にとっては、彼みたいなのがイメケンなのだろうか?

 厳しい教師のキウェテル・イジョフォーはなかなかにいい味。これだと、すぐに結末が見える。

 中年になっても、夫を失ってもブリジットは能天気で元気な女。観客にも元気をくれる。