今年の日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受けた草笛光子。主演作品の新作映画「アンジーのBARで逢いましょう」が公開された。
自称アンジーと名乗るばあさんが、ある日街にやって来て、小さな街に風を起こす、まるで西部劇のような展開。
「アンジーのBARで逢いましょう」★★★☆☆
すごく個人的なことなのだけど、しやべらないダンサーを演じた工藤丈輝は、新宿のバーでの知り合い。
注目の現代舞踊のダンサーとは知っていたけど、映画に登場でびっくり。普段の知り合いが、予備知識なく、テレビや映画に登場すると不思議な感覚になる。
映画は、大好きな草笛光子さんの91歳の主演作品。アカデミー賞の授賞式では車椅子だった草笛光子さん。この主演映画では元気溌剌。
ある日、訳アリの女が街にやって来て、澱んだ街に風を起こして、去って行く。脚本としては「シェーン」のパロディのような展開。その脚本を書いたのは天願大介。
日本映画では不得意なファンタジー。やっぱりその点が弱い。弱いなら、もう少し、リアルに寄せればいいのだ。喜劇としては、テンポの締まりがないので、コメディにならない。
頼りは演出より多彩なキャスト。寺尾聰、六平直政、田中偉登、青木柚などベテランから若手までいい俳優が揃っている。
さらに石田ひかり、田中要次、沢田亜矢子、木村祐一、ディーン・フジオカなど豪華なゲスト陣。
演出がうまかったたら★4ツなのに。

