通勤にメトロのフリーパスを毎日買っている。これがなかなか便利。東急との連動なので、メトロ部分の実質料金は400円程度。つまり、200円区間(渋谷-銀座など)を2度使えばベイできる。1駅、2駅間乗りたいと思えば、すぐ使える。
なので少し時間ができれば、どこへもいける。都内中心部なら、メトロでいけないところはない。
先日、ポッと時間が出来て、さて、どこへ行こうか?と考えて、浮かんだのが、神保町のディスクユニオン。
ディスクユニオン、エリアによって客層が違う。神保町はアダルト。シニア向けなのだ。
たまたまのセールで見つけたのが、リタ・クーリッジのジャズアルバム「and so is love」。
2005年の発売。クレジットを見るとキングレコードの企画モノのよう。録音はロスアンゼルス。ハープ・アルバートがゲスト参加。
1曲目が「COME RAIN OR COME SHINE」と王道の名曲でスタート。「CRY ME A RIVER」「MORE THAN YOU KNOW」「DON'T SMOKE IN BED」などを、しっとりしたアレンジで聴かせてくれる。
リタ・クーリッジの優しいヴォーカルで聴かせるシルキーなジャズ。
リタ・クーリッジといえば70年代にはクリス・クリストファーソンと夫婦だった。二人とも作曲もできるアーティスト夫婦。この時代が、この二人のキャリアのピークだった。
リタは決して派手なタイプではなかったので、こうしてマイペースで仕事をしている。
このアルバム、特価コーナーに置かれていて、税込110円だった。もったいないぐらいの名盤。