異例の大ヒットをしているアニメ映画「ルックバッグ」。実はノーマークの映画だった。あまたあるアニメのひとつだと思っていた。(アニメ作品の数の多さには驚くばかり)。
漫画が得意な女の子の物語。いつも漫画ではスターだった彼女。ある日、不登校で学校に来ないという、絵の天才のライバルが現れてという話。
「ルックバッグ」★★★☆☆
佐藤健と神木隆之介で映画化された「バクマン。」の女子版。ライバルの出現でひたすら上を目指すようになる主人公の女の子。
個人的には、彼女の自信満々なところが苦手だった。その彼女はライバルの女の子を巻き込み雑誌社に売り込み、プロの道を歩んでいく。
バクマンの二人は手を取り合って切磋琢磨したけど、この映画では二人は師弟関係。
58分の中編なのに長編を観たような満足感はある。でも、この女の子の性格を含め、イマイチ、ハマれないものを感じた。
山形の田舎の風景は背景としてはきれい。でも、あれが通学路?いったい、どれほどの時間をかけて通っているの?(あの距離なら自転車だよな、と)
絵的な表現が優先で、そんな細かなツメがおざなりに感じた。そこをキチンとすれば、もっといいのに。58分で1700円均一料金は高い。そのことも含めて★3ツ。