映画「首」のプロモーションでメディアに出る北野武の芸能界批判が情けない | con-satoのブログ

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 久しぶりの監督作品「首」の公開に合わせて北野武がさまざまなメディアに登場している。

 報道のすべてを見ているワケではないけど、伝えられるのは、昨今、起こった芸能界の問題へのご意見番的発言。

 ジャニーズ、宝塚から日本映画界まで。たけしさんなら何を言っても許されるのだろうか?

 聴く方もありがたがるだけで、たけしの放言をそのまま伺うだけで、たけしの都合の悪いことはスルーする。

 その放言。ジャニーさんのことなど、今更、たけしさんが言うべきことじゃないと思う。ある権力者がその絶対的な力を使って君臨したというなら、たけし軍団なんて、まさにそのもの。「たけし城」なんて番組はまさに、殿が家臣たちを弄ぶ、そのままの図式。

 宝塚を古い体質って批判しても、たけしそのものが古い体質の人。奥さんから若い愛人に乗り換えて、色狂いで、年老いた今はその愛人のいうままというのは「首」で演じる秀吉の晩年、そのまま。

 映画監督としての北野武は尊敬しているけど、一連の発言を聴くと、人間としてはどうか?と思う。

 まあ、山田洋次も似たようなものだけど。

 映画は観ます。