ジョン・トラボルタが主演して世界的なメガ・ヒットになった「サタデー・ナイト・フィバー」。その次作として主演したのが1978年公開の「グリース」。歌手として人気絶頂だったオリビア・ニュートン・ジョンが映画初出演、初主演を果たして話題になった。映画はその年の最大のヒットになり、サントラ盤も大ヒットした。
このサントラを聴きたくなり、いつも通うディスク・ユニオンで探していたが、なかなか見つからない。あ！こんな時はAmazonを使えばいいのだと気が付き、Amazonで購入。（翌日に到着！）ソフトに関しては、できるだけリアル店舗で買いたいと思っているのだけど、こんな時は便利。
なんで今？というのは、この季節に由来する。このサントラは自分の中では、80年の沖縄の風景に重なるのだ。初めて訪れた沖縄。カセットを持参して、ビーチでリピートしていたのが、このサントラ。美しいビーチに流れるオリビアの歌声。
アカデミー賞にもノミネートされた「愛すれど悲し（HOPELESSLY DEVOTED TO YOU)」。トラボルタとデュエットした「愛のデュエット（YOU'RE THE ONE THAT I WANT)」「想い出のサマーナイツ（SUMMER NIGHTS)」など、この映画のために制作されたオリジナル楽曲の名曲ぞろい。
タイトルに流れるフランキー・ヴァリの主題歌「GREASE」もナイス。これほど晩夏に聴いて、去りゆく夏を思う気持ちにふさわしいサントラもない。