22年映画館で観た113本目「スパークス・ブラザース」ワンダーな音楽家の軌跡を知る。 | con-satoのブログ

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 ベテラン・ミュージシャン、スパークスの記録映画。といっても、この映画の予告編を見るまでは彼らのことを知らなかった。しかし、予告編を見ると、なかなか個性が際立った人たちみたいだし、音楽も面白そうだと、未知にも関わらず映画館に行った。音楽映画って、音響のいい映画館に限るから。

「スパークス・ブラザース」★★★★☆。スパークスを知らないのに楽しめた。売れる、売れないにこだわらずに、好きを極める大切さを見たような気がした。ロックの人かと思っていたけど、ポップの人だった。でも、どうして彼らのこと知らなかったんだろう。ジュルジュ・モロダーと組んだ曲なんで、かなりタイプの曲なのに。若い時はまだしも、中年に差し掛ったアーティストが売れないという苦渋を体験するのは、キツい。それでも、自分たちの音楽にこだわる姿は素直にカッコいい。彼らが携わったカラックスの「アネット」がもう少し出来のいい作品だったら良かったに!