ブラジル映画「私はヴァレンティナ」。主人公の女の子はトランスジェンダー。戸籍上は男の子。しかし、彼は女性として生きたい。学校も女性として通いたい。
映画は彼女が転校して、女性として通いたいと意志を校長に伝えるところから始まる。両親の署名があればいいです、とのこと。だが、別居している父親は居所不明。さて、父親を探して、新しい学期からは女性、ヴァレンティナとして通えるか?
「わたしはヴァレンティナ」★★★★☆。パパはなかなか彼が女の子になることを認められない。ママは女の子で生きなさいと協力的。世の中の反応も同じ。容認派と非容認派。そのアンチのせいでSNSで意地悪な書き込みをされる。それだけでは収まらずに暴力的な妨害行為も。そのおかげでママとヴァレンティナは住んでいた家を追われる。しかし、女の子として生きたいヴァレンティナの意志はかたい。毅然として女子として生きる、その姿に同級生たちも賛同してくれる。そんな姿には感動する。自分らしく生きるために、まっすぐ生きる。簡単ではない人生なのだ。封建的でマッチョな国のイメージのブラジル。それでもLGBTの解放の流れは止められないのだ。
