22年映画館で観た20本目「フタリノセカイ」LGBT問題を正面から描く。 | con-satoのブログ

con-satoのブログ

映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 映画「フタリノセカイ」の主人公は保育士の女子。ある日保育園にやってきたイケメンの男を見染め、付き合い始める。しかし、付き合ってしばらく経っても彼はセックスを拒否する。何か問題があるのかと悩むが、彼には大きな問題があったのだ。

 実は彼は性同一性障害の元女性だったのだ。戸籍上ではまだ女性。しかし、彼は彼女との結婚を真剣に考えている。しかし、二人を阻む障害は大きくてという話。

 脚本・監督は自身がトランスジェンンダーだという飯塚花笑。それだけに真面目にLGBTの抱える問題を正面から描いている。映画の女性は、やはり彼とは結婚できないと他の男と結婚する。しかし、彼との再会をきっかけに、再び、彼の元に戻る。結婚して、子供も欲しいと望む二人が選んだ道とはという映画。

「フタリノセカイ」★★★☆☆。映画の中で出てくる彼女の先輩の保育士の存在がいい。この先輩が言う「普通の夫婦だって、子供のいない人だっているよ。幸せなんて人それぞれじゃない」というの言葉が刺さる。しかし、映画の主人公たちは、あくまでも子供にこだわる。ここはちょっと理解できない。二人が惹かれるのは恋愛感情だから理解できるし、それを阻むことはないけど、どうして子供が必要なのか?その心理に共感できない。それと数年(5年近く?)にわたる話なのに、二人の容姿を含めた外見がまったく変わらないのにも違和感があった。物語は出会い、別れ、彼女の結婚、流産、離婚、再会、再び流産と進んでいくのに登場人物たちの変化があまりにもないことで、リアリティを感じないのは、話が真面目なだけに残念なポイント。