今年映画館で観た257本目「DUNE」初めてドルビーシアターに行って観た。 | con-satoのブログ

con-satoのブログ

映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 丸の内ピカデリーがドルビーシアターになって2年ぐらいが経過しているのだろうか。IMAX並みの特別な料金設定。ならばそれにふさわしい映画を選びたいと思っているうちに、2年も経ってしまった。そのドルビーシアターで初めて見たのは、ドニ・ヴィルヌーブ監督作品の「DUNE 砂の惑星」。

 1984年にデビット・リンチが映画化している作品。確か、その時は「失敗作」といわれていたので観ていない。その映画を最新の映像テクニックを駆使してドニ監督が製作した。

 主演はティモシー・シャラメ。「君の名前で僕を呼んで」でアカデミー主演男優賞にノミネートされた若き演技派スター。端正な顔立ちは、この映画での若きプリンスにぴったり。お話は10190年の惑星の話。各惑星を統括する皇帝の陰謀で、父が地位を追われてしまう。若きプリンスは命からがら逃げるという話。


 個人的にはスターウォーズ的な惑星戦争の話は好きじゃない。人間の器が小さいせいか、細かな話の方が性に合う。話が大きすぎて理解できないのだ。このストーリーもその類。なので、個人の好みではない。でも、まるで生き物のような砂の描写と、ドルビーシアターにふさわしい音響は十分に楽しめた。


「DUNE砂の惑星」★★★☆☆。4つにならなかったのは、2時間半以上かけて、まだ前編だから。予備知識なく見たら、最初に「PART1」と出てきた驚いた。エッ映画、完結しないの?と。もちろん完結していない。映画としては「PART2へ続く」なのだけど、このパート1、莫大な製作費を回収できるほどヒットしていない。もし2が作られなかったら、中途半端なまま終わるという可能性がある?