ガンになった女性が、迫る死期を前に学生時代の友人に再会を希望する物語「SUNNY強い気持ち、強い愛」。主演は篠原涼子。彼女の20年前の学生時代を演じるは千葉すず。世代の違う人気女優が同じ役をリレーする。
オリジナルは韓国映画。その映画を観ていないので、この映画の予告編を見たときオリジナル作品なのだと思っていた。
高校生の時、仲よしだったグループ。四半世紀のときが過ぎ、大人になっている。探し行くと、それぞれには、事情もあってという話。それがドラマの見せ所。女優としてはやりがいのある役。
監督は「モテキ」「バクマン」の大根仁。キレのいい演出で、いつも音楽の使い方がうまい人。今回は小室サウンドを多用して、時代の色を伝えている。
篠原世代を演じるのは、板谷由夏や小池栄子など演技達者な人たちを揃えた。そんな中、一番インパクトを残したのが、ともさかりえ。
仲間の中では一番挫折した女性。そんな屈折した女性を切なく表現している。昔、アイドルだった、ともさかりえがこれほど繊細な芝居が出来るとは。
大根仁監督はテンポいい演出でいながら俳優のポテンシャルを上げるのがうまい。

