ゴーギャンを演じるのは、今やフランスを代表する男優になったヴァンサン・カッセル。印象派作家大活躍の世紀末のパリ。しかし、ゴーギャンの評価は今ひとつ。その状況に絶望した彼はポリネシア移住を決意する。一時、移住に同意した妻も翻意。さらに仲間も同調するものはおらず、ゴーギャンは一人タヒチへ。そこは南国の楽園のはずだったが、ゴーギャンの生活は困窮を極めた。日本のタイトルには「楽園」の文字が入っているが、オリジナルのタイトルは、単に「タヒチの旅」。このゴーギャンのタヒチへの渡航は苦難ばかり。まったく「楽園」などではなかった。生活は困窮を極め、ゴーギャンは絵を描くどころか、生活のために肉体労働を強いられる。そんな画家のリアルを描いた映画。
ゴーギャンが描いたタヒチの世界。今では「楽園」そのものように思われている。19世紀末にポリネシアで過ごしたゴーギャンのリアル・ライフを描いた映画「ゴーギャン/タヒチ、楽園への旅」が公開されている。
