岡田准一当選、山田洋次落選の15年日本アカデミー賞の不思議 | con-satoのブログ

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2015年日本アカデミー賞の優秀賞が発表された。作品賞には「永遠の0」「蜩の記」「髪の月」「小さいおうち」「不思議な岬の物語」が選ばれた。各賞もほぼ、この5作品に集中。話題はジャニーズ初となる岡田准一の受賞。今まで賞レースは全て否定というスタンスで、音楽賞はおろか映画賞も拒否していたジャニーズ事務所。(何故か日刊スポーツ映画賞だけは別)岡田准一は、今まで20本の映画に出演し、映画に育てられたから受賞するそう。その理屈もわからない。だいたい、他の当たり前の賞ではノミネートなのに、それを「優秀賞」として最優秀候補を全員受賞扱いにするのも、わからない。もっとわからないのは、受賞式参加を義務付けていること。一年間の優秀な映画を選出するのに、何故、受賞式参加が義務なのかは、まったく理解できない。ビートたけしが「日本アカデミーの投票は不正。大手のたらい回し」と昨年批判した。かつて日本アカデミー賞の会員だった経験からいえば投票の不正はないと思う。ただ、会員構成が、偏っているとは思う。会員の多くが老年でインデペンデント映画をほとんど観ていない。そんな印象を持っていた。今年も「そこのみて光輝く」「0.5ミリ」「滝を見にいく」など優れた独立系映画はほとんど無視された状態。監督賞に呉美保や安藤桃子の名前がないのは納得できない。ちょっと驚いたのは監督賞、山田洋次の落選。作品賞の中で漏れたのは山田洋次だけ。これには、どんな政治が働いたのか。この不思議さが日本アカデミー賞。