新しい下宿人、濱田岳など演技派集合で櫻井翔を支える。
櫻井翔主演の「神様のカルテ」の続編が公開された。信州を舞台に若い医師の葛藤を描いた前作。妻を演じる宮崎あおいとの初々しい関係も魅力的だった。この続編にはライバル関係になる藤原竜也が登場。起伏のあるドラマになった。今回の大きな問題は家庭環境。多忙な医師になれば、私生活にも影響が出る。緊急医には休むヒマはない。家庭には、妻が置き去りになってしまう。仕事に忙殺されて、失ってゆく人間性。人を助ける仕事なのに、自分の生活を失う矛盾、ツラさを描いている。この続編で、やはり印象深いのは演技派、藤原竜也の存在。問題提起する役割を引き受け、説得力のある演技。これに主役を務める櫻井翔は随分助けられている。今回、良かったのは、それだけではない。前作では、主人公を演じる櫻井翔のヘンなカツラが気になった。主人公の医師を演じるのに、あのカツラにどんな意味があるのか分からなかった。今回は地毛で、普通にカッコいい櫻井翔がいた。映画自体も命の重み、病院の抱える矛盾にも真正面から描いている。正直、続編なので期待していなかったが、早くも「3」を期待出来る内容だった。
