アカデミー賞で気が付いた日米映画監督の世代交替 | con-satoのブログ

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アメリカ映画界最大のイベント。第86回アカデミー賞が終わった。結果から見れば全て予想通り。混戦と言われながら、全くサプライズのない結果に逆に驚いた。作品賞「それでも夜は明ける」、でも監督賞はアルフォンソ・キュアロンというのも下馬評のまま。この授賞式を見て感じたのは、ここ数年のアメリカ映画復活。それを支えているのは、インデペンデント映画の充実。そのインデペンデント映画の隆盛によって、アメリカ映画界は確実に世代交替が進んだと感じた。監督賞候補になった5人。巨匠スコセッシをだけが40年代生まれ。監督賞を受賞したキュアロンと作品賞のスティーブ・マックイーン、それにアレクサンダー・ペインは3人共61年生まれ。もう一人、デビット・O・ラッセルは58年なので、ほぼ同世代。ここ数十年ハリウッドをリードして来たスピルバーク、ルーカスも40年代生まれ。確実に映画界の主流は60年代以降に変わって。その証明が今年の監督賞候補だった。日本でも同じように世代交替が進んでいる。今週末に発表される「日本アカデミー賞」。この監督賞候補もほとんどが60年代以降の生まれ。(例外は山田洋次の31年)三谷幸喜61年、是枝裕和62年、白石和彌、石井裕也(妻は女優、満島ひかり)に至っては83年生まれの30歳。そんな若い才能が、今の日本映画の好調さを支えている。日米のアカデミー賞で、偶然にも映画界の世代交替が浮き彫りになった。