六本木のミッドタウンにある「フジフォトスクエア」。ここで現在、富士フィルム創立80周年記念コレクションと銘打った写真展が開催されている。「フジフィルム・オンリーワン・コレクション」展。日本の写真史を飾った写真家の「私の一枚」というサブタイトルがついている。そのタイトルは示すように、まさに日本の写真の歴史そのものの写真展。よくぞ、集めましたと思う写真家の代表作品が一同に会している。楽しくて、勉強になる写真展だった。展示される写真は101点。どれも日本の写真の歴史に欠かせない一枚ばかり。まるで曼荼羅のように並んだ作品群。作品の年代別に並んだ構成は誰にでも判りやすく時間の経過が判る。林忠彦が撮った「太宰治」とか細江英公が三島由紀夫を撮った「薔薇刑」など有名作家も被写体として登場する。写真の楽しさが満載の写真展。同時期に開催されている「ウィン・バロック」展。これはモノクロの表現が格別に美しい。こちらも見逃せない。
「オンリーワン」展は2月5日まで。
「バロック」展は3月31日まで。