
妻夫木聡、北川景子が共演した「ジャッジ!」を観た。妻夫木が演じるのは広告代理店のダメ社員。北川景子はギャンブル好きの優秀な同僚。豊川悦司がスター・クリエーター。妻夫木は、このクリエーターの手先になって「便利」に使われている。クライアントのバカ息子が作ったCM。クライアントの要請は、このCMで国際広告賞を取る事。230億の仕事が発生するとあって、入賞させる事が「業務命令」に。その困難な使命を達成するために、妻夫木は人身御供として広告賞が開催されるサンタモニカへ送られる。宝クジのCMで見せるようなコメディセンスを妻夫木が見せる。無理、無茶な難題を投げられ、愚直に向かう姿。妻夫木のいい部分を十分に活かしたのは、監督の永井聡。妻夫木、北川の主役からリリー・フランキー、松本伊代、竹中直人など登場するゲストまで、その個性、パブリックイメージをうまく使っている。広告業界の描写も「お笑い」化されつつリアル。惜しいのは広告賞の描写。出てくるCMが国際的評価を受けるようなレベルには見えない。ただ、日本では珍しいロマコメを成功させているのは貴重。
