阿部寛、山口智子主演のドラマ「ゴーングマイホーム」がヨーロッパの映画祭で上映される。「ロッテルダム映画祭」。カンヌ、ベルリンという権威のある映画祭ではないけど、規模では最大級の映画祭。日本では内容の評価よりも「低視聴率」ばかり話題になった作品が国際的な映画祭の呼ばれるという皮肉な結果。映画監督として評価されている是枝監督なればの快挙。
それにしても、このドラマ。山口智子の16年ぶりの復帰。「テルマエ」が大ヒットした阿部寛の主演。さらに宮﨑あおい、阿部サダヲ、西田敏行など主演クラスの豪華配役と大きな話題だった。でも、ドラマは映画監督らしい「間」のこだわりで今のテレビの視聴者には「受けない」造りだった。「ミタ」のようなケレンにしか反応してくれない視聴者へのチャレンジだった気がする。視聴率が悪いと言う事は「負け」。でも、このドラマには敢えて「負け」に挑んだのだと思う。テレビ局にそんな「余裕」がまだ、あるのか?それは疑問だけど、決して「視聴率」という基準だけないドラマへの評価もあるべきと考えさせられたドラマだった。
