これが最後の主演?イーストウッドの「人生の特等席」 | con-satoのブログ

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クリント・イーストウッドの主演作「人生の特等席」が公開された。
「グラン・トリノ」出演後、俳優引退を表明したイーストウッド。
この映画はまな弟子の初監督作品ということで、特別復帰という事か。

イーストウッド演じるのは老いた野球スカウト。目に問題を抱え、頑固になるばかり。コンピュータを駆使する若手スタッフには敬遠されている。それでも、我流を貫く。妻は若くして死に別れ。残されたひとり娘との距離も微妙。
いかにもイーストウッドが演じるべき役柄。娘にはエイミー・アダムス。元野球選手でスカウト転職した若者にジャスティン・ティンバーレイク。
どんなに頑固と言われても、自分を絶対曲げない信念と誇りの人にイーストウッドは、これ以上ない存在。アメリカの国技ともいうべき伝統のスポーツも頑固なイメージにぴったり。
ディズニーのお姫様から悩める主婦まで何でも器用に演じるエイミー・アダムスは今作では、気難しい父親の面倒を見るやり方弁護士。
キャリアに邁進しながら、人間関係に悩む女子像を細やかに演じている。
ジャスティンは将来を期待されながら、大成出来なかった元野球選手。
これも「柄」に似合いの役。アイドルだったジャスティンがすっかり役者に成長。イーストウッドと立派に共演出来る俳優になった。
また、来年のアカデミー賞で有力と言われる好調ジョン・グッドマンも登場。イーストウッドの盟友。ここでも、良きアメリカ人ぶりを見せる。

監督はロバート・ローレンツ。イーストウッド組に支えられての初監督。良くまとまっている。
でも、単イーストウッド映のコピーのよう。偉大な師匠を越えるのは難しいが、師匠とは全く違う素材でデビューした方は良かったのでは?と思う。

それでも、アメリカ良心を感じさせる伝統的アメリカ映画。

2012年 アメリカ映画
ワーナー配給 111分





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