いつもながら、でイイ気持ち「ALWAYS 3丁目の夕日64」 | con-satoのブログ

con-satoのブログ

映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

「ALWAYS 3丁目の夕日」の新作が公開されている。

タイトルの「64」と入っている。

昭和39年。東京オリンピックの年。


オリンピックでの東京の様子を描くのかと思っていたら、

それは単なる背景で、

3丁目の住人のドラマが今回も中心になる。


幼かった子供たちは中学生になった。

それぞれの自我に目覚めるとしごろに。


堤真一演じる鈴木オートのオーナーは相変わらず短気で喧嘩早い。

六子(堀北真希)には後輩(「ヒミズ」の染谷将太)も出来た。

そんな六子に、恋人(森山未来が登場)が出来る。


吉岡秀隆演じる茶川にも変化が。

ヒロミ(小雪)は妊娠。

淳之介は受験に励む。

そんな中、芥川の連載の中止が編集者(大森南朋も登場)から告げられる。

そこには、強力なライバルの存在があった。


それぞれの転機を迎えながらも、いつもの「3丁目」の住人。

気が弱くせに、怒りやすい芥川のキャラはまるで、「寅さん」のよう。

そう、これは21世紀の「男はつらいよ」なのだ。


いつもながらのキャラクター、いつもながらの話の展開。

そこに、新しい登場人物(今回は森山、大森、染谷)が登場して、

すこし話に展開がある。

このシリーズ。3作目にして、すでに「マンネリ」である。

でも「マンネリ」とは偉大な事でもある。

そして、観客はその映画に接して、自分の人生と重ね合わす。

すでに「ALWAYS」の世界が遠い存在になっているからこそ、

それが貴重な世界だと、映画に身を任せられるのだ。


いつもながら、薬師丸ひろ子演じる母は優しい。

誰もが描く「優しい母親像」。

それは、「男はつらいよ」の「さくら」の存在。


こうなれば、平成の名物シリーズのように年に1回、無理なら2年に1回

お正月映画としてシリーズ化すべしと思った。


ただし、次回は2Dで。