イオングループの総力を結集し、先月2日に埼玉県越谷市にグランドオープンした、巨艦ショッピングセンター(SC)「イオンレイクタウン」
に初めて行った。
私の住む最寄りの駅から十数分のJR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」に隣接し、郊外型店と駅前店の利点を兼ね備えている。商圏は車で30分圏内の約140万世帯・約330万人、年間2500万人の集客を見込んでいる。
イオングループが約800億円を投資。駅の北側に隣接する「KAZE」
と、道路を挟んで北東に続く「MORI」
の2棟に分かれ、商業施設面積約22万㎡、テナント565店舗。東京ドーム約5個分の国内最大級のショッピングセンター。さらに「エコ」をテーマに、環境やエコに関する工夫が随所に施されている。
「MORI」2Fの『トラベルストリート』には、「JTBトラベランド」
、「JTBトラベルデザイナー」
(JTB首都圏)、トラベルグッズショップ「旅へ」
(JTB商事)、「JTBカルチャー倶楽部」
(ジェイコム) のJTBグループ4社が、グループ初の同一エリア・4店舗同時出店しているほか、「KNTツーリスト」
がある。
JTBトラベランドとJTB首都圏のリテール(旅行販売)2店舗が並ぶことについて、JTBトラベランド・前川義弘店舗戦略室長はトラベルビジョンの取材に対し、「JTBとして多くの客層の幅広い要望に応える必要があり、国内・海外パッケージの販売を主とするJTBトラベランドと、海外旅行専門店としてコンサルティング型の商品に対応できるJTBトラベルデザイナーの相乗効果がある」と強調。「4社でJTBゾーンを形成することで、個々の店舗以上のプラスがある」と期待する。JTB首都圏・石川尅巳代表取締役社長も「競合他社をふくめ、ゾーンをつくるとワンストップで旅行に関する相談ができる。自分にあった旅行をしやすい」と、消費者のメリットを説明。さらに、「SCでのトラベルデザイナーは初出店。実験的な部分がある」と新たな取り組みの側面を指摘している。
大型SC内に構える新形態の“オートモール”として2000年11月、「カラフルタウン岐阜」にオープンし、レイクタウンが4店舗目になる「MORI」1Fの「トヨタモール」
。トヨタの販売店5社(埼玉トヨタ・埼玉トヨペット・トヨタカローラ埼玉・ネッツトヨタ東埼玉・ネッツトヨタ埼玉)が計265坪、大規模な新車40台以上の展示スペースにサービス工場を併設する。
先月30日の「週刊ダイヤモンドInshide」に書かれていたが、近頃は後々しつこく営業をかけられることを嫌がり、自ら販売店に足を運ぶ人が少なく、比較的クルマ好きな男性が1人で試乗をするも、いざ商談となると「妻と相談しないと…」とそそくさと店を後にしてしまうケースが少なくない中、SC内だと財布の紐を握る女性も一緒なので、即決する場合が多いという。その為、店側では女性の目を引くためカラフルなクルマを置くようにしたり、価格や燃費を大きく派手に表示するなどの女性に向けた演出力で“衝動買い”を促し、「新規顧客は確実に獲得している」と自信を深める。低迷する国内新車販売にとって、果たして新たな販売形態として定着するのだろうか、と記事にはあった。
東京ディズニーランド並みの集客を見込むだけあり、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」などは非常に多くの人手で賑わっていたが、冷え込んでいる消費を反映してか、心なしか買い物客の買い物袋が少なく感じたのはオイラだけ?・・・
【追記】
「イオンレイクタウン」の入場者数が、プレオープンした9月26日~11月9日の1ヶ月半で累計870万人(年間目標の35%)、1日平均19万3000人を記録し、計画比15%増の好成績で推移していると、今月13日の会見で明らかになった。また、週末客のうち、車利用が60%、電車25%、自転車13%で、イオンリテール・高橋宣久SC事業本部長は「車が(期待より)少なく、自転車や電車が多かったのも予想外。大きな渋滞もなかった。ガソリンも値下がりしたので、今後は車のお客さんを増やしたい」と話した(14日埼玉新聞、毎日新聞より)。