母の尊厳を取り戻そうと決めた私たち。月に2回泊まる、私と母の関係 | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

驚いたのは、

母が、偏った子育てをしていた事が

「お金」のことから判明したのだ。


泊まりにいくたびに

「いかに、自分(母)が裸の王様にお金を援助してきたのか」を

得意げに通帳や証券を見せて、話をしてくれる。

※だから、お金がないのよ、という流れ。


孫への信託、(証券あり)

※私の息子たちは自分の孫という自覚はないため

うちは、無い。


新築の際の援助金、(裸の王様本人、や叔母夫婦の証言)

※私たちは、一円ももらっていない。


成人式のお祝い金、(2023年だから私が祝儀袋や銀行準備した)

ハーフ成人式のお祝い

※私の息子たちは何もないし、妹もゼロ。


いろんなお祝い(裸の王様一家)のは私が祝儀袋や封筒を準備するように言われていた。



裸の王様へ、ざっと2500万円だった。

老後の資金は、全て溶かしていたのだ。


さらに

実家の名義や生命保険受け取りも、裸の王様名義であったのだ。


しかし、

去年の秋10月に、破談となった。

母は、お金も行き場を失ったのだ。


金策が立ちゆかず、母から相談され

このあと、どうしたらよいのかもうわからないと泣きつかれたのが年末11月くらい。


お金を返して欲しい、つぶやいていたが

溶けたお金は、戻らないだろう。




まさに

シェイクスピアのリア王だ。


私が留守にしていた20年の間に、取り返しのつかない

いびつな生き方を選び続けた母は


「裸の王様一家」の顔色をうかがう暮らしになっていたのだ。


何一つ、どれ一つ、許可がなければ

決められない母になっていたのだ。


驚いたのは

私がピアノをクリスマスにプレゼントした時。


「どうしよう、裸の王様が気を悪くしないかな、怒らないかな、勝手にピアノもらって嫌な気持ちにならないかな?どうしよう言えないわ、、どうしよう」


しばらくして

「みほ!みほ!いま電話したら、喜んでくれた!!気を悪くしてなかったの。怒ってなかった!よかったわー!ありがとう、ありがとう」

やっと、ピアノを喜べる母。


許可がなければ喜べない母


これ、母の尊厳が失われてる状態だな

関係が、マズイな、と


わかった出来事だった。


切なくなる。