新しい分野を学ぶとき
これまでの、「わかっていること」が土台になる。
この「わかっていること」は誤差が大きい。
息子が現役の時に塾に行かなかった理由のひとつが
「わからない部分がわかっているから自分でできる」
ということだった。
わからない部分が多すぎると、受験勉強のスタートにさしつかえるのがわかっていかたらだろう。
なにやら禅問答のようになったけれど
すべて
わかっていることが土台になるということだ。
では、
このわかっているコトとは何か?
知識です。
知識こそが土台、
人間が考える時、「ことば」をもとにかんがえる。
これは外山滋比古先生の著書にありました。
こどもは、知っている言葉でしか考える事はできない、と
学習も、知っているコト、知識ですね、
これを土台に、つみあげていくもの、
脳でいう・・・・束ねていく、ということが学習
知識はチカラとなる
とは、そういうこと。
関連のある本の理解が早いのは、
土台となる知識があるからだ。
たとえば、わたしは本を読むのが早いが、
なんの興味もない、土台の知識がない分野の本は
怖ろしく読むスピードは落ちるはずだ。
日常でも同じことがいえるだろうし
勉強でも、同じことだと思う。